留守電は身内にしか残さないと心に誓った理由。それは、夫の急な入院で、ペットのうさぎを友人に預かってもらった後のこと…

(写真:stock.adobe.com)
人の名前がパッと出てこない、「ああ、うっかりしてた!」が口ぐせ。今、何をしようとしていたのか思い出せない……という人も多いことでしょう。気のゆるみは誰にでもあるけれど、それが思わぬ事態につながることも。『婦人公論』読者の、うっかり体験を聞きました。

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1よりつづく

留守番電話で大失敗

夫の入院に急遽付き添わなければならず、ペットのうさぎをしばらく友人に預かってもらったことがある。幸い夫は無事に退院し、うさぎもわが家に帰ってきたのだが、後日、友人から「夫が腰をいためた。原因はうさぎのケージを運搬したこと」と、思わぬ連絡が。

はたしてどのくらい深刻な状況なのか。治療費を支払うべきなのか? 状況の確認のために友人に電話をしたが留守。とりあえず留守電に、案じている旨を吹き込んだ。

それから部屋にいた夫に「でも、こんなことで腰痛なんて、本当かしらねえ?」と大声で話しかけたところで、私は気が付いた。まだ留守電が回っていることに――。

もちろんメッセージは本人の聞くところとなり、友人とは疎遠に。後味の悪い結果になってしまった。以来、留守電は身内以外には残さないと心にかたく誓っている。

(65歳・年金受給者)

(イラスト:いしやま暁子)

まるでスローモーション

夜道を散歩中のこと。歩道の障害物が目に入りました。何かしら? と気になって、来た道を調子よく、イチ、ニと後ずさり。

その途端、段差に足を取られ、車道側へ転倒したのです!

アスファルトに後頭部を打ちつける瞬間は、まるでスローモーションのようでした。

ハッと気がつくと、ちょうど車がすごいスピードで私を避けて、走り去るところ。念のために病院へ行ったのですが、付き添ってくれた娘はとても不機嫌な様子でした。

後日理由を聞くと、待合室にいる間、転んだ時の状況を、私が何度も繰り返し説明するので閉口したとのこと。しかし、こちらはさっぱり覚えていません。頭を打ったショックで記憶を失っていたのでしょうか……。

それにしても、もっと軽快に動けているつもりだったのに、思ったより足が上がっていなかったんでしょう。過信はいけませんね。

(66歳・公務員)

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