「腰がつらい」原因は反り腰!【クッション1つあればできる】寝たまま股関節ほぐし

腰痛は腰の筋肉が頑張りすぎているサイン

慢性的な腰の張りやだるさは、腰の筋肉が働き続けている状態で起こります。その背景にあるのが、骨盤が前へ倒れる反り腰の姿勢です。骨盤が前傾すると、背中側の筋肉(脊柱起立筋)は常に緊張し、腰は休むことができません。

腰痛は腰が弱いのではなく、頑張りすぎている結果として起こるもの。解消するには、直接腰を揉むよりも、周辺の筋肉を緩めて腰を休め、反り腰が癖にまらないように整えることが大切です。

反り腰改善のカギはインナーマッスルの「腸腰筋」

反り腰になる要因の一つが、股関節の前側にある腸腰筋の収縮です。

腸腰筋

photo by イラストAC

腸腰筋は腰椎から太ももの付け根へとつながるインナーマッスル。運動不足や長時間座る姿勢が続くことで、縮んだまま硬くなります。腸腰筋が硬くなると、お腹の奥で体幹を支える腹横筋も働きにくくなり、反り腰と共に腰の違和感や痛みの悪化につながります。

つまり、腰痛の原因となる反り腰を改善するカギとなるのは、縮んだ腸腰筋をゆるめること、そして、骨盤の傾きを整えて本来の位置へ戻すことです。

反り腰&腰痛改善!寝たままできる腸腰筋ストレッチ

今回ご紹介するのは、特別な道具は不要、身近にあるクッションやタオルを使ってできるストレッチです。力で伸ばすのではなく、体をあずけるだけで無理なく深めることができますよ。

<やり方>

1)膝を立てた仰向けになり、お尻の下にクッションや丸めたタオルを入れてお尻を高くする。

お尻の下にクッションを敷いた膝を立てた仰向けの体勢

Photo by Reiko Sudo

2)両膝を胸に抱え、腰の緊張をゆるめる。必要があれば左右にお尻を揺らしてほぐす。

お尻の下にクッションを敷いて両膝を胸に抱えた仰向けの体勢

Photo by Reiko Sudo

3)右膝を抱えたまま、左脚を天井方向へ伸ばす。

お尻の下にクッションを敷いて膝を抱えた仰向けから左脚を天井に伸ばした体勢

Photo by Reiko Sudo

4)脚の重みを利用しながら、左脚をゆっくり遠くへ下ろし、脚の付け根を伸ばして5〜6呼吸キープする。

お尻の下にクッションを敷いた仰向けから右膝を抱え、左脚を伸ばした腸腰筋のストレッチ

Photo by Reiko Sudo

5)脚を入れ替え、反対側も同様に行う。

意識して欲しいのは、腸腰筋(脚の付け根)です。ポイントは、クッションを腰ではなくお尻の下の骨(仙骨)の下にセットすること。また、脚を動かす時は、無理に床まで下ろそうとしないこと。脚の付け根や下腹部がじわっと伸びる感覚があれば十分です。股関節の前側がやわらぐと、骨盤が自然な位置に戻りやすくなります。頑張りすぎている腰が、少しずつ休めるようになりますよ!

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。

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