明後日9日頃に近畿で梅雨入りか 梅雨入り早々に雨脚が強まる所も 大雨対策は早めに

メイン画像

近畿地方では、明日8日は中部と南部で雨の降る所があるでしょう。明後日9日は雨の範囲が広がり、その後も曇りや雨の天気が続くため、梅雨入り発表の可能性があります。梅雨入り早々に雨脚が強まる所もあるため、大雨の対策は早めになさってください。

明後日9日以降 曇りや雨の天気が続く

画像A

近畿地方では、明日8日は雲が広がりやすく、中部と南部を中心に雨の降る所があるでしょう。
明後日9日は、前線が西から北上するため雨の降る所が多くなり、梅雨入り発表の可能性もあります。
10日(火)から11日(水)にかけては、前線が日本付近に停滞するため、断続的に雨が降るでしょう。
12日(木)は、高気圧が日本海に進んでくるため、いったん雨がやむ所が多いですが、その後は再び雨が降りやすくなる見込みです。

日中の気温は平年より低い日もありますが、朝は気温が下がりにくいでしょう。
湿気が多いため、締め切った室内では、夜間でもムシムシと感じられる日がありそうです。

10日(火)と11日(水) 梅雨入り早々雨脚が強まる恐れ

画像B

近畿地方では、明後日9日には雨の範囲が広がり、10日(火)と11日(水)は全般に雨が降るでしょう。
湿った空気の流れ込みが強まるため、前線の活動が活発になり、雨の降り方が強まる恐れもあります。
山沿いだけでなく、京阪神周辺などの市街地でも、一時的に雨脚が強まる可能性があります。

大雨の際、より注意が必要な場所は、川沿いや崖の近く、アンダーパスなど周囲に比べて低くなっている場所です。
雨の降っていない時に、それらの場所を確認しておき、雨が降り出した場合には近寄らないようにしましょう。

大雨の備え

画像C

大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。

元記事を読む