「選択肢が多すぎて迷う…!」今こそ選びたい日常もレジャー使いにも“ちょうどいい”国産「ミドルサイズSUV」3選

SUV人気が続くなかでも、日本の道路事情や生活スタイルにフィットしやすい“ミドルサイズSUV”は、今もっとも支持を集めているカテゴリーのひとつです。今回はその中から、スタイル・快適性・価格のバランスに優れた3台をピックアップし、それぞれの魅力を紹介します。

安心・快適・使いやすさが光る国産ミドルSUV

 人気のジャンルであるSUV。その中でもミドルサイズと呼ばれるレンジは、SUVらしい迫力のあるエクステリアと、日本でも比較的運転しやすいサイズ感で、多くの人から支持されているクラスと言えます。

2025年4月17日に発表されたスバル新型「フォレスター」。新型はタフさと洗練を融合した最新デザインに、2種類のパワートレインや新世代の安全装備を搭載

2025年4月17日に発表されたスバル新型「フォレスター」。新型はタフさと洗練を融合した最新デザインに、2種類のパワートレインや新世代の安全装備を搭載

●スバル「フォレスター」

 最初に紹介するのは、フルモデルチェンジしたばかりのスバル「フォレスター」です。ストロングハイブリッドの採用により燃費性能が向上したことが大きな理由となり、一時は納車1年待ちという人気ぶりでした。

 しかし、フォレスターの魅力といえば、優れた4WD性能と充実した運転支援システムです。4WD性能は先代から評価されていましたが、駆動にモーターを使用するストロングハイブリッド化によって、その性能はさらに進化。モーターによる駆動でトルク制御がより緻密になり、オフロードでの走破性も高まりました。

 アイサイトXをはじめとする先進運転支援機能は、長距離ドライブ時の疲労を軽減してくれますが、視界の良さもフォレスターの大きな魅力です。デザインが刷新された一方で、フォレスターらしい見晴らしのよさは健在。アウトドアを楽しむ人や、安心して運転できるSUVを求める人にとって、有力な選択肢となる一台です。

トヨタは2025年6月11日、「ハリアー」を一部改良するとともに特別仕様車「Z“Leather Package・Night Shade”・Z“Night Shade”」を設定

トヨタは2025年6月11日、「ハリアー」を一部改良するとともに特別仕様車「Z“Leather Package・Night Shade”・Z“Night Shade”」を設定

●トヨタ「ハリアー」
 SUVはSUVでも、都会にマッチする洗練されたデザインで、サルーンのような上質な乗り味を求める人におすすめなのがトヨタ「ハリアー」です。乗り心地と静粛性に優れ、高いコンフォート性能を備えており、同乗者からも好印象を持たれる一台と言えます。

 また、装備の充実ぶりも見逃せません。ACCをはじめとした基本的な運転支援機能はもちろん、シートヒーターといった人気の快適装備も全車標準装備となっています。

 さらに、JBL製サウンドシステムや調光パノラマルーフなど、豪華かつ先進的なオプションも用意されており、パーソナルカーとして室内をより特別な空間に仕立ててくれます。加えて、パワートレインがガソリン、ハイブリッド、プラグインハイブリッドの3種類から選べる点も注目。予算や使い方に応じたチョイスが可能です。

 上質さとオシャレさを兼ね備えたSUVを求める人に、ぜひ検討してほしい一台です。

マツダの現行型CX-5は2017年に登場し、今年で8年目を迎えるロングセラーモデルです。登場から時間が経っても根強い人気を誇ります

マツダの現行型CX-5は2017年に登場し、今年で8年目を迎えるロングセラーモデルです。登場から時間が経っても根強い人気を誇ります

●マツダ「CX-5」

 約8年という長いモデルライフで、そろそろフルモデルチェンジの噂も聞こえるマツダ「CX-5」ですが、熟成を重ねた現行モデルは、今あらためて“買い”と感じさせる存在です。

 注目すべきは、その価格設定。ガソリンエンジン搭載のエントリーグレードは300万円を切る価格帯で、中級グレードのディーゼルモデルでも約350万円に収まる設定となっています。装備内容も最新モデルと比べて遜色なく、価格に対しての満足度は非常に高いと言えるでしょう。

 さらに、国産モデルでは珍しいディーゼルエンジンを採用しており、燃料コストの安さも魅力です。とくに高速道路での長距離走行が多い人には、この燃費メリットが大きく響くはず。ライフスタイルによっては、非常にフィットする一台となります。

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 世界中で人気を集めるカテゴリーだからこそ、それぞれの個性と強みが際立つミドルサイズSUV。自分のカーライフや求める条件をあらためて見つめ直すことで、“ちょうどいい”一台と出会えるかもしれません。

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