圧倒的な存在感が良いよね! いつかは乗りたい“余裕”が詰まった 排気量1300cc前後の「大型バイク」3選

排気量1300ccを超える大型バイクは、車格や出力の面で他のクラスとは一線を画す存在です。走りの質や所有する満足感を重視するユーザーにとって、こうしたモデルは魅力的な選択肢となり得ます。今回は、その中から個性の異なる3台を紹介します。

大排気量だからこそ得られる走行性能と存在感

 排気量1300ccを超えるバイクは、一般的な大型二輪とは明確に異なる乗り味と存在感を持ちます。

 街乗りではやや持て余す場面もある一方で、ツーリングやワインディング、高速道路ではその余裕あるトルクと車体の安定感が大きな強みとなります。

 今回は、そんな1300ccを超えるモデルの中から個性の異なる3台を紹介します。

●スズキ「ハヤブサ」

 まず紹介するのは、スズキ「ハヤブサ」です。

 こちらは1999年の初代から続くアルティメットスポーツとしての系譜を持ち、現行モデルも継続して新車での購入が可能です。

スズキ「ハヤブサ」

スズキ「ハヤブサ」

 独自のエアロダイナミクスフォルムと、車体全体に施された空力的な処理により、高速域での安定性を重視した設計となっています。

 搭載する1339ccの直列4気筒エンジンは、188ps/149Nmを発揮します。

 また、スズキインテリジェントライドシステム(S.I.R.S.)により、パワーモードセレクターやトラクションコントロール、クイックシフター、クルーズコントロールなどの電子制御機能が統合されており、ライダーの操作をサポートします。

 シャシーはアルミツインスパーフレームにKYB製のフルアジャスタブルサスペンションを組み合わせ、前後にはブレンボ製キャリパーが採用されるなど、走行性能を高いレベルで支えています。

 なお、価格は、標準仕様が229万9000円、スペシャルエディションが238万7000円です。

惜しまれて注文終了したホンダ「CB1300」シリーズ

「CB1300スーパーフォア」

 続いて紹介するのは、ホンダ「CB1300スーパーフォア」です。

ホンダ「CB1300」

ホンダ「CB1300」

 このモデルは1992年に登場した「CB1000スーパーフォア」を源流とし、「PROJECT BIG-1」の名のもとに進化してきたシリーズの集大成といえる存在です。

 ネイキッドスタイルを継承した伝統的なデザインと、現代の装備を両立させた仕様が特徴で、2025年モデルをもって「Final Edition」として販売が終了しています。

 外観はクラシカルな丸型ヘッドライトと抑揚のある燃料タンクを備え、重量感のあるスタイルながらも取り回しやすさを考慮した設計がなされています。

 エンジンは1284ccの水冷直列4気筒で、113ps/112Nmの出力とトルクを発揮。スロットルバイワイヤにより高精度な出力制御が可能で、全域で扱いやすいフィーリングが得られる構成です。

 また、3つのライディングモードやトラクションコントロール、クルーズコントロールといった電子制御を備えており、快適性と安全性の両立を図っています。

 SP仕様ではオーリンズ製の前後サスペンションやブレンボ製キャリパーを装備し、より上質な走行性能が追求されています。

 なお、価格は172万7000円から210万1000円に設定されていましたが、こちらは2025年2月に発売されたファイナルエディションをもって最後となり、同年6月で注文受付を終了しました。

●ホンダ「CB1300スーパーボルドール」

 次に紹介するのは、同じくホンダの「CB1300スーパーボルドール」です。

ホンダ「CB1300スーパーボルドール」

ホンダ「CB1300スーパーボルドール」

 このモデルは、上記スーパーフォアの兄弟車にあたるモデルで、フロントにハーフカウルを備えたツアラー仕様です。

 走行風を軽減するスモークスクリーンをはじめ、収納スペースやUSBソケットなども搭載されており、長距離移動や高速走行時の快適性を重視したつくりとなっています。

 エンジンスペックや電子制御の内容はスーパーフォアと同様ですが、カウルによる空力特性の向上や、ツーリングユースへの配慮が随所に見られます。

 また、落ち着いたハンドリングと高い直進安定性を両立しており、快適な移動手段としての価値も高いモデルです。価格は183万7000円から221万1000円に設定されています。

 なお、これらのシリーズは、2025年6月30日をもって注文受付を終了しており、現在は新車で購入できる在庫が非常に限られている状態となっています。

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 1300cc超という排気量がもたらすゆとりは、日常から長距離移動まで走行環境を選ばずに安定した走りを実現します。

 パワー、車格、装備といったあらゆる面で高い完成度を備えており、じっくりと向き合うほどに奥深さを感じられるカテゴリーです。

 多様な個性を持つモデルが揃うなかで、自身の使い方や好みに合った一台を選ぶことが、満足度の高いバイクライフにつながるといえます。

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