“中免”しかなくても乗ったらシビれちゃう! クラス屈指の40馬力超え ハイパワーの「ミドルクラス」バイク3選
03/19 07:10
普通自動二輪免許で楽しめる中型クラスにおいて、各メーカーから40psを超える高出力モデルが多く登場しています。これらのモデルは、排気量の枠にとらわれない伸びやかな加速や最新の電子制御を搭載している点が特徴です。今回は、そんなスポーツモデルの中から、現行で購入可能な3車種を取り上げます。
250ccから400ccまで、クラス屈指の出力を発揮するスポーツモデル3選
日本のオートバイ市場において、普通自動二輪免許で運転可能な400cc以下のクラスは、維持費の安さと性能のバランスから根強い支持を集めています。
かつては自主規制により出力が制限されていましたが、現代の技術向上により、250ccクラスでも40psを超える高出力モデルが登場しています。
今回は、クラスを超えた走行性能を持つハイパワーな中型モデルを3車種取り上げます。
●ホンダ「CBR250RR」
まず紹介するのは、ホンダ「CBR250RR」です。

CBR250RRは、1990年代の4気筒モデル時代から続く名称を継承し、2017年に新世代の並列2気筒モデルとして復活した系譜を持ちます。
「トータルコントロール」をコンセプトに掲げ、クラスをリードする走行性能を追求して開発されました。
外観デザインは、エッジの効いた先鋭的なカウル形状を採用しており、低く構えたノーズからテールへと跳ね上がるスタイリングが特徴です。
また、空力性能にも配慮されており、レイヤードカウル構造によって走行時の空気抵抗低減とライダーへのウインドプロテクション性能の両立を図っています。
搭載されるエンジンは水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒の249ccで、最高出力42psを発揮します。この数値は250ccの2気筒エンジンとしては非常に高く、1万3500rpmという高回転域で最大パワーを発生する特性が与えられています。
また、最大トルクは25Nmを1万750rpmで発生させ、高回転域での伸びやかな加速性能が与えられています。
くわえて機能面では、スロットルグリップの開度を電気信号で伝えるスロットルバイワイヤシステムを採用しており、3つのライディングモードから走行状況に合わせた選択が可能です。
さらに、後輪のスリップを抑制するセレクタブルトルクコントロールや、アシスト&スリッパークラッチなどの最新装備を搭載しています。
なお、価格については「マットビュレットシルバー」が90万2000円、「パールグレアホワイト」と「グランプリレッド」が94万500円に設定されており、いずれも新車での購入が可能です。
続いてはカワサキの250ccと400cc
●カワサキ「ニンジャZX-25R」
続いて紹介するモデルは、カワサキ「ニンジャZX-25R」です。

ZX-25Rは、250ccクラスでは唯一となる並列4気筒エンジンを搭載したモデルとして、2020年に登場しました。
外観デザインは、カワサキの「ニンジャ」シリーズに共通するアグレッシブな造形を採用しており、フロントのセンターラムエアシステムが本格的な走行性能を想起させます。
こちらも新車購入が可能であり、より高性能なサスペンションを備えた「ニンジャZX-25RR」というグレードも設定されています。
エンジンは249ccの水冷並列4気筒で、最高出力は46ps、ラムエア加圧時には48psという驚異的な数値を記録します。
最大トルクは21Nmを1万2500rpmで発生し、4気筒ならではの高周波な排気音とともに、超高回転域までストレスなく回る特性がこのモデルの最大の特徴です。
機能面においては、上位排気量モデル譲りの電子制御が充実しています。
トラクションコントロールやパワーモードの切り替えにくわえ、クラッチ操作なしで変速が可能なクイックシフターも標準装備されています。
なお価格は、ニンジャZX-25R SEが101万4200円、ニンジャZX-25RRが105万2700円です。
●カワサキ「ニンジャ400」
最後に紹介するのは、カワサキ「ニンジャ400」です。

ニンジャ400は、250ccモデルと共通の軽量な車体に、排気量の大きいエンジンを搭載するパッケージングを採用しています。
この設計手法により、400ccクラスとしては異例の軽快なハンドリングと、余裕のあるパワーの両立を実現してきました。
外観デザインは、フラッグシップモデルのデザインを継承したボリューム感のあるボディワークを持ち、クラスを超えた存在感を放っています。
2026年モデルも新車として販売されており、複数のカラーバリエーションから選択することが可能です。
そして、搭載エンジンは398ccの水冷並列2気筒で、最高出力は48psを発生します。
最大トルクは37Nmを8000rpmで発生するため、低中回転域から非常に力強い加速感があり、市街地走行からツーリングまで幅広く対応する特性です。
この余裕あるトルク特性は、頻繁なシフトチェンジを必要としないスムーズな走行に寄与します。
くわえて機能面では、高張力鋼による軽量トレリスフレームにエンジンをリジッドマウントすることで、最適な剛性バランスを確保しています。
また、LEDヘッドライトやアシスト&スリッパークラッチ、アンチロックブレーキシステムなどの基本装備も網羅されています。
なお、価格は81万4000円です。
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今回紹介した3車種は、いずれも中型クラスの枠を超えた40ps以上の高出力を発揮し、本格的なスポーツ走行を可能にするモデルです。
2気筒エンジンは低速からの力強いトルクと軽快感を持ち合わせ、4気筒エンジンは超高回転域まで突き抜けるような伸びとサウンドが特徴です。
今後、各メーカーがこのクラスにどのような技術を投入していくのか、その動向にも注目が集まりそうです。