「あれ?マジでグーグルマップより使いやすくない!?」いま人気上昇中 トヨタが本気で作った“誰でも無料”のスマホ用「ナビアプリ」とは
03/20 12:10
カーナビ代わりにも使えるスマートフォンの無料地図アプリ・ナビアプリですが、「Googleマップ」のほかにも多くの無料アプリがあります。その使い勝手の良さで人気が急上昇しているのが「モビリンク」です。どのような特徴があるのでしょうか。
無料なのはトヨタ車オーナーだけじゃない
スマートフォンひとつで“実質無料”に使えるナビアプリは、地図が常に最新に更新されるうえ、リアルタイムの渋滞情報を反映したルート案内も受けられることから、いまやドライブに欠かせない存在となっています。
一方で、スマホ向けナビの中には、わずかな時間短縮のために狭い道へ誘導したり、細かなジグザグしたルートを案内したりするものもあり、運転中にストレスを感じてしまうケースも少なくありません。
そうした理由から、ナビアプリの利用に消極的な人もいるのではないでしょうか。
そうしたユーザーに向いているのが、トヨタグループのIT企業であるトヨタコネクティッドが提供するナビアプリ「moviLink(モビリンク)」です。

現在、スマホ用ナビアプリとしては「Googleマップ」や「Yahoo!カーナビ」が高いシェアを占めていますが、モビリンクも各ストアで高評価を獲得しており、注目を集めています。
その理由のひとつが、“運転しやすさ”を重視したルート案内です。
モビリンクでは基本的に道幅の広い道路を優先して案内するため、細い道へ無理に誘導されることが少なく、安心して運転を続けることができます。
目的地検索もシンプルで、名称や住所、電話番号を入力するほか、音声入力にも対応しています。検索後はまず「おすすめルート」が表示され、そのほかにも時間優先や距離優先、省エネなど複数の条件からルートを選択可能です。
案内中の音声ガイドはトヨタ車のカーナビと同様のもので、必要最低限の頻度に抑えられている点も特徴です。
これにより「案内がないときはそのまま直進すればよい」と直感的に理解でき、運転への集中を妨げません。また地図表示も工夫されており、通常は広い範囲を表示しつつ、交差点が近づくと自動的に拡大されるなど、状況に応じて視認性が高まります。
さらに長距離ドライブの際には、ワンタッチで広域地図に切り替えることができ、自車位置と目的地の関係を把握しやすい点も利点です。こうした分かりやすさは、「不安なく目的地まで走りたい」というドライバーにとって大きな魅力といえるでしょう。
使ってわかった「モビリンク」の注意点
ただし、いくつか注意点もあります。

まず目的地の音声入力について、以前はデータベースがやや弱く、Googleの検索からの連携を余儀なくされることもありましたが、バージョンアップにより、かなり細かい目的地まで網羅されるようになりました。
音声入力は以前より改善されたものの、発声のタイミングは、「ポン」という確認音のあと一拍置かないと話しはじめの数文字が認識されないため、慣れが必要です。
また広い道を優先する性格上、目的地が入り組んだ市街地にある場合には、すぐそばまで来ているのに、手前から数百mほど遠回りのルートが提示されることもあります。
加えて到着予想時刻の精度は、渋滞や通過所要時間などリアルタイムのプローブ情報をもとにしていますが、他のアプリ、とくにGoogleマップと比べると、やや余裕を持った表示になる傾向があります。
とはいえ、こうした特徴を理解して使えば、「走りやすい道を選んで案内する」という強みを十分に活かすことができます。
なおモビリンクは、そのままスマホでも使えますが、自宅で目的地や出発時間を「おでかけプラン」に登録し、対応するカーナビに転送して利用する「おでかけプラン連携」や、車載ディスプレイに表示してよりわかりやすい案内を受ける「Apple CarPlay」「Android Auto」「TOYOTA SmartDeviceLink for DH」にも対応するなど、単なるナビアプリ以上の実力も備えていることも、特徴として挙げられます。
現在利用しているナビアプリの案内に不満を感じている人や、ふだんトヨタ車に乗っていて、レンタカーでトヨタ車以外を借りたときも慣れ親しんだ音声での案内を受けたいと思っている人、そしてより安心して運転したいと考えている人にとって、モビリンクは一度試す価値のあるアプリといえるでしょう。