大量のキャンプ道具も余裕で飲み込む! スバル新型「トレイルシーカー」のラゲッジスペースを徹底解剖 “電動ワゴン”は週末レジャーの最適解か?
03/20 17:10
スバルが2026年4月9日の正式発表・受注開始を予定している新型「トレイルシーカー」。その魅力は、長い航続距離や悪路走破性だけにとどまりません。スバルがこのモデルを“電動クロスオーバーワゴン”と位置づける理由のひとつが、600リットルを超える広大なラゲッジスペースです。スーツケース4個やゴルフバッグ4個、さらには大型のドッグケージまで収まるこの荷室は、日常の買い物から週末レジャードライブまで幅広く活躍してくれそうです。
スーツケースを4セット飲み込む“ワゴンらしい使い勝手”が光る荷室
「ニューヨーク国際オートショー2025」で世界初公開され、「ジャパンモビリティショー2025」で日本仕様のプロトタイプが披露された新発想の電動クロスオーバーワゴン、スバル新型「トレイルシーカー」。
正式発表・受注開始を2026年4月9日に控える新型「トレイルシーカー」は、スバルがトヨタ自動車と技術や知見を持ち寄り、両社のエンジニアが共同開発したモデルであり、スバルらしい実用性とBEV(電気自動車)ならではの新しさを併せ持つ1台として注目されています。
なかでも気になるのが、レジャーシーンでの使い勝手を左右するラゲッジスペースです。そこで本記事では、新型「トレイルシーカー」の荷室について掘り下げます。
新型「トレイルシーカー」は、スバルにとって「ソルテラ」に続く第2弾のBEVでありながら、その成り立ちは少々異なります。
ボディサイズは全長4845mm、全幅1860mm、全高1675mm、ホイールベース2850mmで、先日、商品改良を受けた「ソルテラ」のハードウェアをベースにしつつ、全長を155mm伸ばし、よりラギッドで“スバルらしい”クロスオーバーワゴンとして仕立てられているのです。
実際、スバル自身も新型「トレイルシーカー」を“クロスオーバーワゴン”と位置づけており、都市部での使いやすさとアウトドアでの実用性を高次元で両立することを狙っています。
BEVらしい先進性を備えながら、新型「トレイルシーカー」は210mmという最低地上高を確保。前輪駆動モデルでは一充電走行距離734km、AWDモデルでも690kmという数値が掲げられており、長距離の移動や週末レジャーでも活躍する性能が追求されています。

こうした“遠くまで走れて、荷物もしっかり積める”性格こそが、新型「トレイルシーカー」を単なる電動SUVではなく、ワゴンらしい使いやすさを備えたモデルへと昇華させています。
新型「トレイルシーカー」は、リアオーバーハングが「ソルテラ」より155mm長く、その拡大分の多くがラゲッジスペースに充てられています。
荷室容量は、可変フロアボードを下段にセットした状態で633リットル(荷室ボード下にオーディオのウーファーが装着される仕様は619リットル)を確保。これは「ソルテラ」より181リットル大きいスペースとなっています。
スバルによれば、スーツケースなら4セット、ゴルフバッグなら4セットが積載でき、大型のドッグケージも収められるとのこと。ラゲッジスペースの広さが単なるスペックではなく、実際のレジャー用途に直結していることが分かります。
また、荷室ボード下には隔離されたスペースがあり、汚れたシューズなどを分けて収納できるのもアウトドア派にはうれしいポイントです。
寸法も実用的で、5名乗車時の荷室フロア長は1094mm、2名乗車時(前席の背もたれから荷室ボード後端まで)は1905mmが確保されています。後輪のホイールハウス間の幅は1007mm、荷室高は可変フロアボード上段時で最大854mm、下段時で最大926mm。荷室開口部の最大幅も1074mmとワイドで、大きめの荷物でもスムーズに積み降ろしが可能です。
ラゲッジスペースの装備面も抜かりありません。足の動きで開閉できるキックセンサーつきパワーバックドアには、挟み込み防止機能と停止位置メモリー機能を装備。荷物を固定するロープなどをかけられるフックは左右2個ずつ、ショッピングバッグ用フックも左右2個ずつ備えられています。
さらに、リアシートの背もたれを遠隔操作で倒せるレバーや、家電などを使えるAC100V/1500Wのアクセサリーコンセント、照度を高めたラゲッジランプ、リアゲート内側で足元を照らすLEDバックドアランプなど、実際のレジャーシーンで効く機能が多彩に盛り込まれています。
●遠くまで走れて悪路にも強い、レジャー派が気になる「トレイルシーカー」
もちろん、新型「トレイルシーカー」の魅力はラゲッジスペースだけではありません。
前輪駆動モデルでは1回の充電で700km以上を目標とする航続距離が掲げられ、バッテリー容量は74.7kWh。急速充電時には、バッテリー残量10%から80%まで28分間でチャージできるとされています。
こうしたBEVとしての実用性に加えて、600リットル超のラゲッジスペースを備えていることから、“ワゴンらしい使いやすさ”を求める人にも刺さる存在になりそうです。
大きなロードクリアランスや優れた悪路走破性だけでなく、ラゲッジスペースの広さと使い勝手までしっかり磨かれている新型「トレイルシーカー」。アウトドアギアなどをしっかり飲み込んでくれるそのパッケージングは、週末レジャーを楽しみたいユーザーにとって大きな魅力といえるでしょう。
SUVらしい走破性とワゴンらしい積載性、その双方をBEVで成立させようとしているところに、新型「トレイルシーカー」の面白さがあります。航続距離や悪路走破性だけでなく、ラゲッジスペースの広さと使い勝手までしっかり磨き込まれているからこそ、このクルマは“週末に出かけたくなるBEV”としてアクティブな大人たちを満足させてくれることでしょう。