唯一無二のアウトドア・ミニバン 三菱「デリカD:5」が発売以来19年で過去最高の販売台数達成! いったいなぜ? ネットの反響を調べてわかった 右肩上がりの“人気の理由”とは

三菱自動車は、2025年度の「デリカD:5」の国内販売台数が、2007年の発売以来過去最高を記録したと発表しました。登場から19年が経過したロングセラーモデルでありながら、なぜ今もなお多くの支持を集めているのでしょうか。

大幅改良を経て販売台数を更新し続けるオールラウンドミニバン

 2026年4月16日、三菱自動車は「デリカD:5」の2025年度国内販売台数が2万6379台に達したと発表しました。

 これは、2007年1月の発売以降でこれまで最多であった2007年度の販売台数を上回り、過去最高の記録となります。

三菱 新型「デリカD:5」

三菱 新型「デリカD:5」

 デリカD:5は、多人数乗車が可能なミニバンの利便性と、SUVの高い走破性を融合させたオールラウンドミニバンとして2007年に登場したモデルです。

 2026年1月には大幅改良モデルが発売され、先進機能や利便性の高い装備がさらに充実しています。

 現行モデルの機能面における大きな特徴は、三菱独自の四輪制御技術である車両運動統合制御システム「S-AWC」が搭載されたことです。

 これにより、さまざまな天候や路面状況において安定した操縦性を発揮することが可能となっています。

 ボディサイズは、全長4800mm×全幅1815mm×全高1875mm、ホイールベース2850mmに設定されています。

 エクステリアは、引き締まったフロントグリルや縦基調のフロントバンパーを採用し、SUVらしさを強調した外観となっています。

 また、ホイールアーチモールを備えることで、視覚的にも頑丈な足回りを表現しています。

 インテリアについては、金属調のアクセントパネルをインストルメントパネルとドアトリムに配置し、機能性と質感を両立させています。

 さらに、運転席には8インチカラー液晶メーターを採用し、S-AWCの制御状況を視覚的に確認できるようになっています。

 シートには、スエード調素材と合成皮革のコンビネーションシートや、ボーダー柄のエンボス加工を施したファブリックシートが設定されており、用途や好みに応じて選択が可能です。

 パワートレインは、クリーンディーゼルエンジンを搭載し、駆動方式は4WDが組み合わされています。

 くわえて、安全装備である三菱「e-Assist」も搭載されており、衝突被害軽減ブレーキシステムや車線逸脱警報システムなどがドライバーの安全運転をサポートします。

 また、後退時交差車両検知警報システムや後側方車両検知警報システムなども設定され、安全性が確保されています。

 グレード展開は、スタンダードな「G」、快適装備を充実させた「G-Power Package」、そして最上位の「P」の3種類が用意されています。

 価格については、「G」が451万円、「G-Power Package」が474万6500円、「P」が494万4500円です。

 販売台数の推移としては、2013年のクリーンディーゼルエンジンの採用や、2019年の大幅なデザインおよびパワートレインの改良などを経て、2020年度以降は毎年販売台数を更新し続けています。

指名買いを誘う独自の立ち位置とカスタマイズ性の高さにSNSでも注目

 では、過去最高の販売実績を達成したデリカD:5について、SNSではどのような反響が見受けられるのでしょうか。

三菱 新型「デリカD:5」

三菱 新型「デリカD:5」

 まず多くみられるのは、他車種にはない独自のパッケージングに対する信頼の声です。

「デリカD:5は他に似た構成のクルマが存在しないから、どうしても指名買いになる!最新の豪華なミニバンも魅力的だけど、いざ自分のライフスタイルと照らしてみると、結局デリカに戻ってきてしまう(笑)」といった声が寄せられています。

 さらに、「休日にキャンプ場に行くと本当にデリカが多い。荷物をたくさん積んだ上で悪路を走れるミニバンは貴重だから選ばれるのも納得」という、実用シーンにおける独自の性能を高く評価するコメントもみられます。

 また、長期間販売されているモデルならではのアフターマーケットの充実に注目するユーザーも少なくありません。

「デリカは純正でも完成されているけど、少し手を加えるだけでガラッと表情が変わるのがおもしろい!アフターパーツがこれほど充実しているミニバンは他にないし、いじる楽しみが尽きないのが魅力」といった、カスタマイズ性の高さを歓迎する意見がみられました。

 くわえて、「大幅改良で顔つきがさらに力強くなったね。S-AWCの制御がメーターで見えるのも操る楽しさがあっていい」という、最新モデルの進化に対するコメントも投稿されています。

※ ※ ※

 デリカD:5は、ミニバンとSUVを融合させた独自のパッケージングにより、発売から19年目を迎えてもなお過去最高の販売台数を記録しました。

 SNS上の声からも、アウトドア用途への適性やカスタマイズの自由度がユーザーから高く評価されていることがわかります。

 今後、日本の自動車市場において独自のブランド価値をどのように高めていくのか、その動向にも注目が集まりそうです。

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