パワーリザーブ10日間! 洗練をまとって生まれ変わったオリス「アートリエ キャリバー113」はその真価をあらためて世に問う意欲作
05/31 21:40
リバイバルを果たしたオリス アートリエ・コレクションから、名作の呼び声高い自社製ムーブメントを搭載した「アートリエ キャリバー113」を紹介します。多彩なカレンダー機能や10日間パワーリザーブなど魅惑のコンプリケーションはそのままに、よりモダンで都会的な1本へと生まれ変わっています。
オリスの秘めた実力を世に知らしめた「アートリエ キャリバー113」が新デザインで復活
1904年の創業以来、一貫して実用性と機能性を追求した機械式時計を作り続けてきたオリス。数年ぶりの復活を果たして話題を集める新生アートリエ・コレクションより、新作「アートリエ キャリバー113」をご紹介します。
本作の魅力を伝えるには、まずオリスのムーブメント開発の歴史を振りかえらなくてはなりません。
幾多のムーブメントを開発してきたオリスですが、中でも近年大きなターニングポイントになったのが、メゾンの創立110周年にあたる2014年に発表された“キャリバー110”。10日間パワーリザーブを備えた本作によって、オリスはマニュファクチュールとしての存在感を確かなものにしました。
そして、これをいっそう進化させて2017年に登場したのが“キャリバー113”。時・分表示とスモールセコンド、9時位置の日付表示と12時位置の曜日表示、さらにポインター式の52週・月表示とノンリニア・パワーリザーブ表示と、多彩なコンプリケーションを搭載した意欲作です。
オリスの技術力と情熱を体現するこのムーブメントは同年「アートリエ キャリバー113」として世に送り出され、多くの驚きと反響を巻き起こしました。
伝説的なこのムーブメントは、昨秋には鮮やかなピスタジオグリーンをまとった「ビッグクラウン キャリバー113」として、さらに本年1月には2026年の干支をモチーフにした限定モデル「イヤー・オブ・ザ・ホース リミテッド・エディション」として再登場。
そしてこの春いよいよ、オリジナルモデルと同じくアートリエ・コレクションのレギュラーモデルとして復活を果たします。
巧みな引き算の美学によって、情報量の多いダイヤルを端正なルックスへと刷新

時を超えてレギュラーモデルとして復活した「アートリエ キャリバー113」は、洗練された都会的な佇まいのなかに、現代的なエッジを効かせたモダンなデザインへと進化を遂げています。
43.00mmのケースに収められたダイヤルは、外周のミニッツマーカーを除いて週・月表示のみとし、インデックスも短く小さくデザインすることで、見やすくすっきりとした印象に。
また9時位置のスモールセコンドはインダイヤルを控えめなサイズに変更、3時位置のパワーリザーブインジケーターも数字を排したシンプルなデザインへと刷新。ダイヤル上の情報量の多さは“キャリバー113”の特徴でもありますが、巧みな引き算の美学を貫くことで、端正で美しいドレスウォッチの風格を漂わせています。
一方、スモールセコンドとリザーブインジケーターはあえてサイズを変えて左右非対称に仕上げることで、モダンな躍動感を演出。時分針やスモールセコンドの小針もあえて先端を尖らせないことで、時代にふさわしい穏やかさな空気を纏わせます。
むろん本作をドレスウォッチとして身につけるには、43mm径というサイズはやや大きく、主張が強すぎると感じる人もいるかもしれません。しかし、かつてメゾンの命運を決めた名作ムーブメントが、誕生から歳月を経て新たな洗練をまとって登場したことには大きな意義を感じさせるもの。その真価をあらためて世に問う意欲作です。

製品仕様
「オリス アートリエ キャリバー113」
・品番、価格(消費税込):
Ref. 01 113 7806 4051-07 5 22 96FC、124万3000円(ホワイト/レザー)
Ref. 01 113 7806 4051-07 8 23 79PS、127万6000円(ホワイト/ブレスレット)
Ref. 01 113 7806 4057-07 5 22 96FC、124万3000円(グリーン/レザー)
・ケースサイズ:43.00mm径・13.10mm厚
・ケース:マルチピース ステンレススチールケース
・ストラップ:ダークブラウンコードバンレザー、またはステンレススチールブレスレット(ホワイトダイヤルのみ)
・風防:両面ドーム型サファイアクリスタル(内面無反射コーティング)
・ムーブメント:手巻き Oris Calibre 113(時・分表示、日付・曜日表示、ポインター式週・月表示、スモールセコンド、パワーリザーブインジケーター、21,600振動/3Hz)
・駆動時間:パワーリザーブ240時間(10日間)
・防水性能:3気圧防水