もしかしてEVって、クルマよりバイクのほうが合ったりしない? 環境性能と走りを両立した「電動コミューター」3選
07/16 14:10
日本のバイク市場において、市街地での機動力と洗練されたデザインが兼ね備えられた電動コミューターが支持されています。排出ガスを出さないクリーンな動力源にスムーズな走行性能が組み合わされ、通勤からツーリングまで多目的に活躍する汎用性の高さが魅力とされています。今回は、それぞれ独自の魅力を持つ3車種を取り上げます。
市街地での機動力とクリーンな走りが楽しめる電動コミューターたち
現在のバイク市場において、軽量な電動コミューターは、扱いやすさと操る楽しさが調和された身近なモデルとして支持されています。
特に軽量な電動コミューターは良好な視界が確保され、軽量な車体とスムーズなモーターにより、混雑した市街地でもストレスのない移動が実現されているのが特徴です。
今回は、それぞれ独自の魅力を持つ3車種を取り上げます。
●ホンダ「EM1 e:」
まず紹介するのは、ホンダ「EM1 e:」です。

EM1 e:は、長年にわたるビジネス用電動バイクの開発で培われた技術が活用され、一般向けのパーソナルな電動コミューターの新たな系譜として位置づけられています。
外観デザインは、フラットでクリーンな面構成が全面的に採用され、高輝度なフルLEDヘッドライトがフロントカウルに組み込まれることで、未来的で親しみやすいプロポーションが形成されています。
そして、搭載されるモーターは、排気量50ccクラスに相当するインホイール方式で、最高出力2.3ps、最大トルク90Nmを発揮します。
発進の直後から最大トルクが生み出されるモーターならではの特性が活かされ、ストップアンドゴーの多い市街地でも軽快に加速できる出力特性が与えられています。
機能および電子制御については、交換可能な着脱式バッテリーであるホンダモバイルパワーパックe:が採用され、室内での充電が可能となることで利便性が高められています。
さらに、標準モードと消費電力が抑えられるECONモードが任意に切り替え可能で、視認性に優れたフルデジタルメーターが採用されています。

また、車両重量は92kgと非常に軽く、シート高は740mmに設定されています。
なお、価格は32万100円です。
次はヤマハの電動スクーターとカワサキのスポーツモデル
●ヤマハ「JOG E」
次に取り上げるのは、ヤマハ「JOG E」です。

JOG Eは、歴代のスクーターに共通して受け継がれてきたスタイリングと、EVの先進性が融合されたパーソナルコミューターです。
外観デザインは、車体前から後ろへ流れるようなサイドラインといった普遍的なデザイン要素に、リアのデカールで表現されたグラフィカルなバーチカルラインが組み合わされ、先進的なプロポーションが形成されています。
搭載されるモーターは、日常での扱いやすさが考慮されたインホイールモーターが採用され、最高出力2.3ps、最大トルク90Nmを発揮する設定となっています。
排気音が発生しないモーター駆動により、発進時から安定したトルクが生み出され、振動の少ない滑らかな走行フィーリングが実現されています。
機能面および電子制御については、スムーズな出力特性が設定されたSTDモードに加え、モーターの出力を抑えて省エネ走行に寄与するECONモードが搭載されています。
また、左のブレーキレバーを操作するだけで前輪にも制動力を配分するコンビブレーキシステムが採用されており、バランスのよいブレーキングがサポートされています。
くわえて、情報をシンプルにまとめて視認性に配慮された反転液晶表示のフルデジタルメーターや、フロント右側にスマートフォンの充電などに適したUSB Type-A端子対応の充電ソケットが装備され、日々の生活における利便性が高められています。
なお、バッテリーにはGachacoが提供するバッテリーシェアリングサービスが利用される仕様となっており、車両重量はバッテリー装着時で93kg、シート高は740mmに設定されています。
価格は15万9500円となっており、2025年12月22日より東京および大阪地域において限定的に先行発売されています。
●カワサキ「ニンジャ e:1」
最後に紹介するのは、カワサキ「ニンジャ e:1」です。

ニンジャ e:1は、スポーツモデルであるニンジャシリーズの系譜を受け継ぎ、カワサキ初となるロードスポーツタイプのEVモデルとして誕生しました。
外観は、空力性能が追求されたシャープなフルカウルにデュアルヘッドライトが採用され、EV専用カラーリングによってダイナミックでスポーティなスタイリングが表現されています。
そして、搭載されるモーターは、車体中央に配置されてチェーンで後輪を駆動する方式が採用され、排気量125ccクラスに相当するスペックとして最高出力12ps、最大トルク40Nmを発揮します。
低回転域からの力強いトルクとレスポンスの良さが追求され、ガソリン車とは異なる新しいスポーティなフィーリングが両立されています。
機能および電子制御については、約15秒間にわたって一時的に加速力を向上させるe-boost機能や、駐車時などの微速での前後移動をサポートするウォークモードが標準装備されています。
くわえて、クラッチ操作が不要な構造と減速時のエネルギーを回収する回生ブレーキシステムが採用されることで、俊敏なハンドリングと高い車体安定性がバランスよく調和させられています。
また、車両重量は140kg、シート高は785mmとなっています。
なお、価格は106万7000円です。
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今回紹介した3車種は、それぞれ異なるアプローチで開発された実用的な電動コミューターとなっています。
いずれも軽量な車体と日常での扱いやすさが考慮された専用の装備が充実しており、市街地から郊外まで幅広い走行シーンで活躍する性能が備えられています。
今後もバッテリー性能の向上や充電インフラの整備などにより、このカテゴリーがどのような進化を遂げていくのか注目されます。