取り外してコンパクト収納!立駐も気にせず使える着脱式ルーフテント「peakpod」
07/23 22:00
現地に着いたらハシゴをかけて開くだけ、ものの数分でいきなりその日の寝室が完成。車上からの眺望も開放感も味わえるルーフトップテントは一度は体験したいもの。とはいえ、いったん取り付けたら基本は“載せっぱなし”。走行性能や燃費に影響するし、立体駐車場に入らなくなる可能性もあります。日常の足としてクルマを使っている人の場合、現実にはなかなか踏み切れません。
こうした課題を一気に解消する新発想のギアが、7月10日より発売のN.FACTORY「peakpod(ピークポッド)」(15万2350円〜 7月17日現在)。空気で膨らませて使用する脱着容易なルーフテント、しかも車上でも地上でも利用できる2way仕様だって!
この「peakpod」、最大の特徴はなんといってもその軽さ。展開時のサイズは幅185×奥行き200×高さ136cm、大人2人がゆったり寝られる広さですが、重量はルーフテントとしてはかなり軽い部類に入る17kg。取り外して折りたためば80×35×50cmまでコンパクトになるし、付属の専用バッグに収めれば収納も携行もラクラク。
さらにこの軽さのおかげで、従来のルーフテントは使用できなかった軽自動車やジムニーなどにも搭載可能。コンパクトカーで小回りのきくアウトドアライフを楽しんでいる人なら見逃せない選択肢になりそうです。
設営は3ステップでOK! 付属のアルミバーをルーフキャリアに装着。次にポンプでマットを膨らませて、最後にテープで固定するだけなので、実にシンプルです。
また、移動時など、テントを使わないときにはテント部分のみ空気を抜き、軽く畳んで付属のカバーをかければ取り付けたまま走行できます。長期間使わない時は外して保管、キャンプシーズンになったらクルマに取り付けっぱなしにしておくなど、ライフスタイルに合わせて柔軟な使い方ができるってかなり便利!
さらにこの「peakpod」が面白いのは、車上・地上両方に対応できる2way仕様を備えていること。例えば風が強くてルーフ上で使うのが心配なとき、転落の不安がある小さな子どもを連れているときなどはルーフに載せずに地面に直接固定して利用するなど、シーンに合わせて使いこなせます。
素材はテント本体がフライシート、インナーテントともに300Dオックスフォード、エアマット部分にはPVCを使用。またカラーバリエーションとして、オリーブ(ダークグリーン)、フロッグ(グリーン)、サンド(ベージュ)の3色をラインナップ、愛車のカラーや手持ちのギアと合わせて選べるのもうれしい。
なおテント&マットの展開時には付属のポンプを使うこともできますが、暑い夏場に手動でせっせと空気を注入するのはかなり大変。ラクに膨らませたいあなたなら、同時発売の「電動エアポンプ」(1万1800円)の使用が断然オススメ。テント本体はわずか2分ほど、分厚いエアマットも6分程度で展開できますよ。
>> peakpod
<文/&GP>
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