ホンダの正規ディーラーで「ハンターカブ」や「モンキー」のカスタムができる「Cub HOUSE」とは

現在、125cc以下の原付二種クラスで圧倒的なシェアを誇っているのがホンダ。「CT125・ハンターカブ」や「モンキー125」といった人気車種が揃っているのが強みです。そのホンダが原付二種のカスタムを基軸とした新しいショップ「Cub HOUSE(カブハウス)」の第1号店がオープンしました。

オリジナルのカスタマイズパーツだけでなく、オリジナルのアパレルなども販売され、バイクライフをトータルでコーディネートできるというのがコンセプト。店舗を見学させてもらいましたが、バイク乗りの”溜まり場”としても魅力的な場所となっていました。

 

■カスタムパーツの販売だけでなく取り付けも可能

「Cub HOUSE」とは、Culture、Unique、Bikesという3つの価値観をコンセプトにした新しいショップ形態。元はタイで展開されていたものですが、現地ではバイク文化の拠点としても機能しているようで、ショップが主催して日本へのツーリングなども行われているとか。そうしたコミュニティの形成にも一役買っているところから、日本でも展開されることになりました。

第1号店は埼玉県戸田市のホンダドリーム戸田美女木に隣接した場所に作られた「カブハウス戸田美女木」。両店を運営するホンダ二輪・美女木の社長である田村充宏さんは「7年前にタイで見て以来、国内でCub HOUSEをやるのが目標だったので夢が叶いました」と話します。

「バイクが文化やファッションの一部として定着していると感じられたことが魅力だった」とか。店舗には「Cub HOUSE」オリジナルのカスタムパーツのほか、アパレル製品なども並び、内装も従来のバイク販売店というよりカフェのような雰囲気です。現地ではカフェが併設されていることも多く、今後は飲食店としての営業許可も取得することを視野に入れているとのことでした。

取り扱っているのはホンダのマニュアルミッションを搭載した原付二種向けのカスタムパーツなど。各種のガード類などアクセサリーパーツだけでなく、マフラーやサスペンション、アルミ製のスイングアームなど機能的なパーツも用意されています。

作業ピットもあり、パーツの販売だけでなく取り付けも可能なのが特徴。ホンダの正規取扱店でありながら、合法の範囲内であればマフラーやボアアップなどのカスタムも対応してくれます。メーカーの正規ディーラーで、ここまでカスタムを打ち出したショップは前例がありません。

 

■カスタムされたレンタルバイクも用意

店内には「CT125・ハンターカブ」や「モンキー125」「ダックス125」など人気車種のカスタムマシンも展示。マフラーやシートだけでなく、シフトレバーやビレット製のカバーなど細かい部分まで手が入っていました。オリジナルのカスタムパーツはGクラフトやSP武川など、カスタム好きなら知っているであろう老舗メーカーとのコラボレーションで開発され、信頼性も確保されています。

ユニークなのは隣接するホンダドリーム戸田美女木で、こうしたカスタムパーツを装着したマシンをレンタルバイクとして借りられること。カスタムを施すことで、走りや操作感などがどう変わるのかを体験可能なのです。カスタムパーツを付けてみたらイメージと違ったというのはよく聞く話ですが、あらかじめ試乗できれば避けられそうです。

レンタルバイクはカラーバリエーションもできる限り全色用意しているとのことで、自身のファッションなどと合わせて選べるように配慮されています。

店舗には歴史的な「モンキー」初期モデルや限定モデルなども展示。

カウンターに設置されたチェアも現行「モンキー125」のシートを用いるなど、細かい部分でもバイクファンの心をくすぐる仕掛けが施されています。

バイク乗りはバイクパーツ・用品店などに立ち寄りがちで、駐車場で缶コーヒーを飲みながらバイク談義をしていたりしますが、「Cub HOUSE」はメーカーがそういう“たまり場”的な場所を用意してくれたと考えることもできます。店舗には壁画の前で愛車の写真を撮れるSNS映えしそうなスペースも用意されていて、店内の雰囲気を含めてたまり場としても魅力的。

原付二種はリターンライダーや大排気量車のセカンドバイクとしても人気ですが、この場所に行きたくてホンダの原付二種を購入するライダーも出てくるかもしれません。

カブハウス戸田美女木
埼玉県戸田市美女木3丁目20−11
営業時間:10:00~18:30
定休日:毎週水曜日、第2・4火曜日
TEL:048-424-7022

>> Cub HOUSE

<取材・文/増谷茂樹

増谷茂樹|編集プロダクションやモノ系雑誌の編集部などを経て、フリーランスのライターに。クルマ、バイク、自転車など、タイヤの付いている乗り物が好物。専門的な情報をできるだけ分かりやすく書くことを信条に、さまざまな雑誌やWebメディアに寄稿している。

 

 

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