はじめての単焦点レンズに。一緒に出かけたい「アンダー3万円の相棒」
02/22 11:00
GIZMODO

付けっぱなしでも良いし、「はじめての単焦点」にもアリじゃない?
2026年2月18日、中国深センのレンズブランド・7Artisans(七工匠)が、APS-C用の単焦点AFレンズ「LITE」シリーズ3本を発表しました。
ラインナップは25mm F1.8、35mm F1.8、50mm F1.8。国内販売は株式会社焦点工房が担い、メーカー希望小売価格は各29,600円(税込)。3本セットだと86,600円(税込)です。対応マウントはソニーEと富士フイルムXの2種類。
「気軽に持ち出せること」そのものを価値に

最近は高画質化に伴って大型化・重量化するレンズも少なくない中で、LITEシリーズは「気軽に持ち出せること」そのものを価値と捉えて設計されたそう。
そこで目を引くのは、3本すべてのサイズを「直径約67mm×47mm」に統一していること。そして、重さも175〜182gの範囲と標準域。
つまり、外観も重さもほぼ同じで違いは焦点距離だけ、ということですね。違うレンズを持ち出すときにも、カメラバッグの仕切りを変えたりすることなく、常に決まったセットで出かけやすい…みたいな良さを感じます。
開放F1.8と明るさも稼げてシャッタースピードを上げやすく、街角スナップ含めてササッと撮りたいときにもよさそう。ソニーのα6000シリーズや富士フイルムのX-S10シリーズなど、コンパクトなAPS-Cボディとの組み合わせで本領を発揮しそうです。
ちょうど先日、ギズモードで「もうちょっと本格的にカメラを楽しみたい人へ」とおすすめした「ソニーのα6400ダブルズームキット」を買って、さらに写真を楽しむための「はじめての単焦点レンズ」デビューにも良いと思うんです。
これを付けっぱなしにして持ち出しつつ、ここぞというときはダブルズームも出動!という感じですね。
25mm F1.8:とりあえずで使える「寄れるレンズ」

25mm(35mm判換算で約38mm相当)は、最短撮影距離が25cmという点が特徴的。テーブルフォトや雑貨を近くから撮れるので、日常スナップやカフェでの撮影に。僕なら、付けっぱなしで出かけるのにはこの1本かな。
35mm F1.8:目でみた“あの感じ”に忠実

35mm(35mm判換算で約54mm相当)はいわゆる「目で見た景色」に近いとされ、寄ればポートレート、引けば街撮りスナップも幅広く使える汎用性の高さが魅力。日々の様子を残したい、みたいな日記的使い方ならコレでしょうか。
50mm F1.8:人物・動物にちょうどいい1本

50mm(35mm判換算で約75mm相当)は中望遠域に入り、背景をぼかした人物撮影や動物撮影に向いています。ただし最短撮影距離が55cmと他の2本より長めなのにご注意。玉ボケも丸くてきれいですね。
あくまでサンプル作例だけですが、シャープさよりは、わずかな滲み感のある画作りだとも思います。ソフトな印象を受けすが、このあたりは好み次第。まずは使ってみて「もっとこうしたい!」が出てくると、レンズ選びも一層楽しくなりますよ(という「レンズ沼」への定番の誘い)。
それにしても、LITEシリーズのコンセプトを見ると、レンズの進化は解像度の向上や大口径化という方向だけでなく、「気軽に持って出かけたくなるかどうか」という観点も立派な性能なんだなぁ、と思わせられます。
ちなみに発売元の焦点工房は2月26日からの「CP+ 2026」にも出展するそう。実物を触れるといいですね!