MacBook Neoがアンダー10万円を実現するために切り捨てたもの

2026-03-051.09.112

Image: Apple

割り切ったねぇ…。

まさかまさかの、10万円を下回るMacBookが登場しました。その名はMacBook Neo。13インチのみで価格は9万9800円〜と、MacBookとしては現行でもっとも安いモデルとなります。

これでMacBook ProMacBook Air、MacBook Neoと3種類のラインナップが揃ったかたちですね。ちなみに同時期に登場した新型MacBook Airの価格は18万4800円〜、MacBook Proは27万9800円〜。

6桁を下回る安さは驚くべきこと。ですが、そのために様々な要素が削ぎ落とされているのも事実です。

ライトユースに特化したMacBook

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まずチップですが、A18 Proを搭載しています。これはiPhone 16 Proに採用されていたものです。M4やM5などと比べるとどうしてもパフォーマンスは見劣りするでしょう。

また、メモリは8GB固定です。この時代に8GBというのはなかなかストイックな…。でも、A18 Proとメモリ8GBでMacOSが動くというのは、iOS譲りの効率的なメモリ管理の強さを実感する点です。日常使いは問題なさそうだけど、クリエイティブ系アプリは重いかも?

ストレージは256GB512GBからの選択。キーボードはバックライト無し。ただしMacBook Neoのキーボードは本体カラーとマッチしていて、これがとても素敵! 特にヒーローカラーであろうシトラスの黄色系キーボードは、すんごいフレッシュな印象です。

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ディスプレイはsRGBの500ニト。MacBook AirやProはP3色域なので、鮮やかさは一段落ちそう。解像度は2,408×1,506、画素密度は219ppiと、MacBook AirやiPadよりもやや低い。とはいえ同価格帯のノートPCとしてはかなり高精細な部類に違いはありません。

また、トラックパッドも従来の感圧式ではなく、機械式(メカニカル式)になっています。トラックパッドのどこを押してもカチっと「押した感」があるのが感圧式で、トラックパッドの下部分を押し込めるのが機械式。MacBookが機械式トラックパッドを採用するのは、調べた限り9年ぶりでした。よく部品が残ってたな…。

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そして大事な点として、端子がThunderboltじゃありません! 見かけ上はUSB-C端子を2箇所搭載していますが、中身はUSB 3とUSB 2の混合です。MacBook AirやProほどのデータ転送速度や充電速度は発揮できません。4K/60Hzの外部ディスプレイ1台には対応しています。

「MacBook Neo」のUSB-Cに注意。2つのポートで役割が違います

他の細かな点としてはSDカードスロットがなかったり、Wi-Fi 6E止まりだったり、スピーカーが4基ではなく2基に減ってたり、webカメラはあるけどディスプレイのベゼルが一昔前のノートPCくらい太かったり。

はじめてのMacBookにちょうどいい

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公式サイトには「放課後の予定をチェック」や「Apple Intelligenceで授業のノートをまとめる」など、学生向けを想定した文言が並んでいます。キャッチコピーも「愛されキャラのMacです」ですから、これはもう学生向けエントリーのMacBookと割り切ってしまうのが良いでしょう。

逆に、Adobeソフトのようなゴリゴリのクリエイティブを動かそうとするとしんどそう。CanvaやAdobe Expressのようなブラウザベースのソフトを主力としたいですね。メモリが8GBですし、ブラウザに全集中よ。

エントリー向けとして極限まで削ぎ落としたことで実現した、9万9800円のMacBook。パフォーマンスは物足りなくとも、アンダー10万円で持ち歩けるMacが手に入るというのは嬉しさと懐かしさがあるものです。昔はMacBook Airがその立場(8万8000円)だったもんねぇ…。

Source: Apple

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