ダイソンの水拭き対応ロボット掃除機は「キレイ」がわかる

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Photo: 小暮ひさのり

ロボット掃除ってここまで徹底できるのか…。

現代家庭の新・三種の神器ポジションに居るロボット掃除機。最近はさまざまなメーカーからさまざまなロボットが登場しているなか、ダイソンもまた新モデルを投入してきました。

ダイソンとして初めて水拭きに対応したロボット掃除機Dyson Spot+Scrub Ai」です。

最近のトレンドである「水拭き」に対応しつつ、さまざまな便利機能を詰め込んだフラッグシップモデルなのですが、各所にダイソンらしい哲学(コダワリ)がありました

ゴミ、汚れは許さん。AIのサポートで徹底掃除

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Photo: 小暮ひさのり

コイツを一言で言えば、「汚れた環境は絶対許さんロボ」みたいなロボット掃除機。

最大の特徴が、ダイソンのスティック掃除機でおなじみのグリーンLEDを搭載しているところ。

ダイソン掃除機って、グリーンLEDによって床に落ちている小さなゴミの陰影を浮かばせることで、目に見えないゴミを可視化。ゴミをちゃんと掃除できるようにしています。

【ダイソン掃除機比較③】とにかく徹底的にゴミを取り除いてクリーンに暮らすには?

「Dyson Spot+Scrub Ai」は、この考え方をロボットにも応用しているんです。人が見やすいんだからロボットだって見やすいわけですね。そりゃそうだ。

こうして見やすくなったゴミを前面のカメラセンサーで画像認識し、色・形・大きさ・反射などの特徴を解析。

ゴミの種類に応じて掃除方法を調整しながら、汚れが無くなったことを確認するまで掃除を続けるんだって。徹底的ですね…。

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Photo: 小暮ひさのり

冒頭で言ったように、Dysonのロボットとして水拭き機能を初搭載。

最近のトレンドのローラーモップ式で、広い範囲に均等に荷重をかけて拭けるのがこの方式のメリット。

このローラーへはドッキングステーションから60度の温水が供給されるとのことで、皮脂汚れなどにも強そうですね。また、掃除中もローラーの汚れをこそぎ落としながら駆動するので、常に清潔なローラーで拭いてくれるのも安心感があります。

そして、これ(拭き掃除)もまた、AIによって徹底的です。

部屋の隅などには、ローラーを横に伸ばしてキワッキワまでしっかりとローラーを当ててくれますし、床に汚れを見つけるとそれをキレイになったぞ!と判断するまで何度も往復(最大15回も)して、ガッツリと拭き切るんです。

GIF: 小暮ひさのり

デモではこぼしたコーヒーを拭いていましたが、それはもうしつこいほどに往復していました。人間でもここまでしつこくやらないよ…!

高度なAIで効率よくマッピング&障害物を認識、回避

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Photo: 小暮ひさのり

AI機能はゴミ退治だけではありません。

LiDARセンサーで部屋の間取りを正確にマッピングし、前面に備わったカメラでは物体認識。床に落ちたコードや靴下など、家庭でありがちな約200個の障害物を回避しつつ掃除を完遂するとのこと。

つまり? そう、床のお片付けも最低限で許されるヤツ。

まぁ、片付けた方がキレイになるのは確実ですけど、片付け忘れたコードに突っ込んで絡まって動けなくなる…。みたいなトラブルが起こりにくいのはありがたいですねー。

「全部入り」ドックはサイクロン式。ごみ捨ては100日に1度でOK

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Photo: 小暮ひさのり

こちらは基地となるドッキングステーション。

ロボットのダストボックスに回収されたゴミは、掃除が終わると自動でクリアビンへと回収。ダイソンらしく、ゴミ収集はサイクロン式で、最大で100日分のゴミをためておけます。紙パック式と違ってランニングコストかからないのが良き。

水タンク、汚水タンクもあり、ロボットへの給水と汚水の回収も全自動な「全部入り」仕様。掃除後のモップの洗浄・乾燥もぜ〜んぶやってくれるので、僕らがやることは定期的な水の補給と汚水を捨てるくらいですかね。楽できます。

バイオのちからで汚れを分解

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Photo: 小暮ひさのり

専用の洗剤「Dyson 02 Probiotic床用クリーナー」も用意されています。

これもちょっとユニークで、一般的な洗剤は界面活性剤を含んだ合成洗剤で構成されているのに対して、ダイソンの洗剤はバイオ系。プロバイオティクス(善玉菌)の酵素の力で汚れや雑菌を分解しているんだって。

主な構成物は食品の製造や保存にも用いられているバチルス属由来の天然株なので、安全性が高いのがポイント。まぁ、一般的な界面活性剤も希釈して拭き掃除に使う分には問題ありませんけど、ここも妥協しないダイソンの徹底さが伝わりますねー。

ちなみに、匂いは爽やか系でした。

ロボット掃除の平均点を上げる「キレイのわかる代理人」

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Photo: 小暮ひさのり

僕、ロボット掃除機って「平均点で勝負する掃除機」だと思っていました。

いや、今でもそう思っているんですが、ダイソンの「Dyson Spot+Scrub Ai」のアプローチからは、妥協せずに限りなく100点を目指そうとしている姿勢を感じました。

その分、直販価格で19万4800円と価格もプレミアムなのですが、「掃除機が通った場所=キレイになった」としてしまうのに違和感を感じている人は、選ぶ価値のある1台となると思います。

キレイがわからないロボットよりも、キレイがわかるロボットの方が、仕上がりの平均点は確実に上がるはずですから。

Source: ダイソン

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