人型ロボ、「不気味の谷」を唇の動きで乗り越えにきた

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Image: AheadForm/YouTube

人に似せたヒューマノイドは、内蔵スピーカーから言葉を発しつつまぶたをパチパチ、口をパクパク開閉させれば喋っているような雰囲気になります。でもそれだと腹話術の人形みたいですよね。

ロボットは人間に似せれば似せるほど、機械の動きと人間の動きとの差異が際立ち、違和感から「不気味の谷」現象が起こります。

それをなくすにはどうするか? 答えのひとつはリップシンク。発する言語と口の動きが合っていれば、よりリアルに感じるようです。

リアルさを追求した顔面ロボ

北京のロボット企業AheadFormが、新作「Origin F1」を開発しました。胸像+頭だけですがまばたきや目の動き、肌や唇の質感などが人間そのもの。知り合いにこんな女性がいるような? ってくらいリアルです。

リップシンクをするAIを搭載

「Origin F1」は喜怒哀楽だけでなく、もっと細やかな感情表現ができます。言語の指示で眉をしかめたり目を泳がせたりして、最近の顔なしヒューマノイドたちには見習ってほしいですね。

会話をするとAIが音声ごとに唇の動きを推察し、言葉に合わせて口が開閉します。

しかし見ているとただ下唇が動くだけで、「イ」や「ウ」の口はできず。発話と開閉のタイミングが合うだけですが、「不気味の谷」は薄らいでいるかなー? という感じです。

AheadFormはリアルなロボが得意

「Origin」シリーズは、感情駆動型AIの研究や人との相互的なやりとりの研究、および動くキャラクターとしての展示のために作られています。

以前には整った顔立ちの顔面ロボ「Origin M1」や、ファンタジー世界から飛び出したかのようなロボ・エルフもありました。

同じ目的で作られている、Engineered Arts社のヒューマノイド「Ameca(アメカ)」も、話しぶりや表情が人間そのもの。スキンが灰色で顔色が悪いのだけが不気味ですが、リアルさで比べたら「アメカ」がちょっと有利かも?

Source: YouTube (1, 2) , AheadForm via Journal du Geek

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