「ひらめき」の主導権はどちらにある? AIカー「Turing」が描いた未来図

Car

Image: Turing株式会社

この記事は「ギズモード・タイムマシン」──すこし前の今日って、何があったんだろう?未来から観察してみたら、懐かしさだけでなく、意外な発見だってあるかもしれません。

2023年3月、「AIがデザインしAIが運転するクルマ『Turing』」を掲載しました。

まだChat GPT-4がリリースされたばかりで、ウィル・スミスが作画崩壊しながらパスタを頬張る動画が出回っていた頃に、なんとTuringはAIで車をデザインしていました。プロモーション動画を見る限り、正確には画像生成AI「Stable Diffusion」で生成したパターンを人間が選択し、3Dモデリングしたようです。

人間がAIの「ひらめき」を取捨選択しているようなそのプロセスは、AIが人間の創造性を補完するのか、それとも凌駕するのか。改めてそんなことを考えさせられる記事でした。

今日の記事:AIがデザインしAIが運転するクルマ「Turing」

掲載日:2023年3月22日

著者:岡本玄介

(以下、元記事を再編集のうえ掲載します)

テスラを追い越すって!

急成長を遂げているAIアートは、趣味のイラストを超えてロケットのエンジンテニスのラケットなど実用的なものまでデザインするまでに至っています。

ついにAIで自動車をデザイン

自動車産業にもその波が押し寄せており、日本でレベル5の完全自動運転EVを開発しているTuring株式会社が、画像生成AI「Stable Diffusion」で自動車をデザインしました。

ロケットもラケットも妙に有機的な見た目でしたが、Turingのコンセプトカーはムダがなく実用的でちょっとフューチャリスティックです。

全体はワンボックス型で、斜め上に開くバタフライドアもカッコいいですね。

将棋ソフトを作った開発者

Turing株式会社は、将棋ソフトの「Ponanza」を開発した山本一成氏がCEOを務めるスタートアップ企業です。彼らはテスラ超えを目指して2030年に量産化に踏み切り、1万台のEVを販売を目指すとのこと。すでに1年前からレベル5の完全自動運転車の試運転を行っています。

まずは2025年に100台

公道走行試験北海道1周にも挑戦しており、大手企業からシードラウンドで10億円の資金を調達しているなど、前途洋々のようです。デザインだけでなく運転もAIを活用して走る「Turing」、まずは2025年に100台を作る計画を練っています。イーロン・マスクにライバル視されるかどうかも含め、いろいろ楽しみですね。

本日のテックな答え合わせ

予言的中度:★★★★

ロストテクノロジー度:★

再評価度:★★★

Source: YouTube (1, 2), Turing株式会社 via designboom, Impress Watch

元記事を読む