バカデカ音量を持ち運べる「Soundboks Mix」は夏のパーティー必需品

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Image: Raymond Wong / Gizmodo US

日本の一般家庭では馴染みの薄いパーティースピーカー。大人数を招待してのパーティー開催を前提とした、音量が求められる大型スピーカーです。そのパーティースピーカーで知られるSoundboksの新モデル「Soundboks Mix」を米Gizmodoがレビューしました。

もし、日本でもパーティースピーカーが必要なご家庭がありましたら、参考まで。


僕個人的にはパーティースピーカーは不要なタイプです。というのも、パーティーの計画&幹事をしている余裕がないから。ニューヨーク在住なので、物理的にデカくて、音が大きくて、値段も高いパーティースピーカーは、ニューヨーカーが必要とするスピーカーとは真逆だという感覚もあります。

とはいえ、パーティー自体が嫌いというわけではありません。新しい人やモノに出会う場所はやっぱり楽しい。そしてその中心にあるのが…、パーティースピーカーなんですよね。

パーティースピーカーは音量が命

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Image: Raymond Wong / Gizmodo US

パーティースピーカーというくらいですから、パーティーするためにデザインされています。799ドルのSoundbox Mixも、当然パーティー仕様。Soundboxは、音量の大きなBluetoothスピーカーのメーカーとして知られており、Soundbox Mixも音量はバカデカい。その証拠に、音量のつまみの最大値は「10」ではなく「11」。1つ上まで突き抜けています。

どれだけ音量がバカデカいのかをチェックするため、マンハッタンど真ん中のワシントンスクエアパークにスピーカーを持ち出してみました。地面が揺れるほど…はないものの、街中で聞いても音が大きい。

音量を変えつつ、いろいろなジャンルの曲をかけましたが、広場にいた全員の耳にしっかり音楽が届いたと思います。バレーしていた男性2人組が途中でいなくなったのは、もしかしたら僕のせいかもしれません。

音量は卒業パーティーで使えるくらいには大きい。外で使うなら、フリスビーで遊べる範囲くらいなら音量は十分。

試しにオフィスでも音量マックスで音楽(Creedの「One Last Breath」)をかけてみたのですが、大家さんから追い出されかねないレベルだったのですぐやめました。それくらい音デカいです。もっとデカくてもいいのにと思ってしまう僕はもしかしてマゾなのか?ってくらいには音量デカいです。

Soundboks Mixは音量が大きいだけじゃありません。音量をあげても音の歪み、割れがないのが魅力。音量MAXの11でもサウンドはクリア。近くで聞いても遠くて聞いてもクリア。Steely Danの曲を音量50%でいくつかかけてみたところ、そのサウンドステージにも満足。

低音も十分ながら、中高音を邪魔しない良さ。ボーカルもクリアで、とくに苦手な(聞きづらい)音域はないように感じました。Daft Punkの「Digital Love」でも、低音は他の音域を邪魔することなく良く響き、オートチューンのかかったボーカルにもチープ感がありません。

屋外でパーティースピーカーを使う場面では、サウンドクオリティに強いこだわりがあることはほぼないでしょう。Soundboks Mixは、サウンドクオリティで言えばベストではないものの、パーティースピーカーはボリュームが最優先。それでいうと、このボリュームでこのサウンドなら文句なしかと。

もっともっと音量がほしい!という人は、予算を上げてSoudboxスピーカーを2台使いすればよし。ステレオモードでペアリング可能です。レビュー機は1台のみだったので、ステレオサウンドは体験することができませんでした。

ポータビリティも大事

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Image: Raymond Wong / Gizmodo US

パーティースピーカーは音量が命ですが、それはパーティー会場に着いてからの話。そう、まずは会場までスピーカーを移動させねばなりません。つまり、ある程度のポータビリティも求められます

音量がデカいということは、スピーカーのボディもそれなりに大きくなります。とはいえ、それ用に車両を借りてきて移動させるというのではナンセンス、不便です。人間の手で移動できるレベルであってほしい。音量とポータビリティのバランス、それがパーティースピーカーの腕のみせどころ

前述した通り、Soudbox Mixをワシントンスクエアパークで使ってみたわけですが、このときはオフィスから手持ちで移動しました。その距離0.3マイル(約0.5キロ)。でもそんなに大変じゃなかったです。

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Image: Raymond Wong / Gizmodo US

スピーカーにはハンドルがついているので、ここを持ちます。

スピーカーの重さは21.4ポンド(約10キロ)。今回の距離なら片手でもいけます。移動がもっと長くなると両手で抱えないとキツそう。Soudboxには公式ストラップもあるので、それをつけて背負うのもよし。

スピーカーを担いでニューヨークの街を歩いていると、曲をかけてくれと怪しげな草を差し出しながらリクエストされたりもしますが、それもまた一興。ビヨンセの「Me, Myself, and I,」をリクエストされたのでかけたところ、非常にいい音がしました。少々怪しげな人ではあったものの、音楽を人と共有する、音楽が人と人を繋ぐというハートウォーミングな体験をしましたね。ブームボックスが最近復活していますが、みんなこうした音楽の共有、一体感を求めているのかもしれません。

機能など

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Image: Raymond Wong / Gizmodo US

専用アプリがあって、音量調整やイコライザー設定が可能。屋内・屋外のプリセットイコライザー、カスタマイズイコライザーあり。

ただ、屋内と屋外のイコライザー、ほぼ違いを感じませんでした。強いていうなら、屋外イコライザーだと中音抑えめで、低高音が強め…かな。

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Image: Raymond Wong / Gizmodo US

バッテリーもちは音量最大で8時間。バッテリーはUSB-Cケーブルで充電可能、取り外し可能。予備バッテリーは150ドルなので、あるといいでしょう。

バッテリーにはちょっと不満があって、残量が非常に読みにくいのです。サークル状に5つのライトがあり、これがバッテリー残量を示しているのですが、これもボタンを押さないと表示できない。常時ONかつ数字の残量表示でいいんですけどね。バッテリーもちは、音量60%で1時間プレイして5つのサークルライトが1つ消えました。

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Image: Raymond Wong / Gizmodo US

その他、アプリからは電源のオフや、ステレオモードで他のSoudboksスピーカーとのペアリングをする「TeamUp」機能などが使えます。

スピーカーのボディにも電源ボタン、TeapUp切り替えボタン、ステレオ・Bluetooth切り替えボタン、3.5mmジャックあり。音量調整用のデカいダイヤルがあって、これを見るとアプリじゃなくて物理ダイヤルで音量調整したくなりますね。

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Image: Raymond Wong / Gizmodo US

デザイン自体はとてもシンプルなものの、好印象だったのは角にラバーボールがついていること。設置するときに安心感があります。防水防塵はIP65、雨くらいならへっちゃらです。

総評

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Image: Raymond Wong / Gizmodo US

799ドルという価格設定は、バカデカい音がでるとはいえ、スピーカーとして高いです。使用の幅も広くなく、普段使いできるものではありません。でも、それがパーティースピーカーです。

それでもパーティースピーカーが必要だとなれば、Soudbox Mixはいい選択肢。サウンドクオリティもある程度をキープした上で、パーティースピーカーの肝である音量は十分。サイズの割に持ち運びしやすいのもプラスです。

いいところ:バカデカ音量、サイズの割にポータブル、まずまずのサウンドクオリティ

残念なところ:もっといい音のスピーカーはある、アプリでバッテリー残量確認できない、イコライザー、高い

Source: Soudboks

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