iPhoneのデータをAndroidへワイヤレス転送できる? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

はい、iPhoneのデータはAndroidへワイヤレス転送できます。2026年2月現在、Google公式の移行アプリ「Android Switch」を利用するか、iOS 26.3の新機能「Androidに転送」を利用するか、あるいは「Samsung Smart Switch」のように端末メーカーが提供するアプリを利用するかを選択することになります。

Android Switchによるデータ移行は、iPhoneでアプリを起動しているときにAndroidの初期設定で「iPhoneからデータ移行」を選択すると開始できます。転送対象となるデータは、通話履歴、連絡先、カレンダー、写真と動画、メッセージ(SMS/MMS/iMessage)、保存済のWi-Fiアクセスポイント情報です。App StoreとGoogle Playの両方で公開されている一部のアプリも、転送対象として提案されることがあります。

「Androidに転送」は、「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneへリセット」に新設されたメニューです。iOS備え付けの機能として利用できるため、アプリを追加する必要はありません。初期設定中のAndroidに表示されるQRコードまたはペアリングコードをiPhoneでスキャンし、対象とするデータを選択すれば転送を開始できます。

どちらの方法を利用しても、転送できるデータの範囲や転送に要する時間は大きく変わりませんが、「Androidに転送」のほうがアプリの追加が必要ないぶんスピーディーです。LINEのトーク履歴やApple Payの情報など、選択した方法に関係なく手動で設定しなければならない機能も多いため、あくまで基本データの転送に使うものと認識しておきましょう。

海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら
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