iPhone 16eと17eのカメラに差はある? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ
03/14 11:15

しかし、リアカメラがシンプルな単眼であることは気になるかもしれません。Android陣営を見回しても、エントリークラスといえど2眼、3眼は当たり前という状況ですから、これでいいのか、と自問自答してしまいそうです。
iPhone 17eのカメラは、約4,800万という画素数の「48MP Fusionカメラ」です。iPhone 15から採用が始まり、iPhone 17 Pro/Pro Maxを含む上位モデルにもメインカメラとして採用されていることからも、カメラとしての練度が伺えます。
iPhone 16eと17eのカメラ性能は、この「48MP Fusionカメラ」のスペックだけで判断すると、ほぼ同じといえます。光学性能やセンサーにも差はなく、1つのレンズで1xの広角撮影と2xの望遠撮影の両方をこなすというコンセプトも共通です。
ただし、ポートレート撮影の対象が人物のみだったiPhone 16eに対し、iPhone 17eでは犬や猫も認識できるようになりました。撮影後にフォーカスポイントを変更したり、背景のぼかし具合を調整したりできるようになるなど、機能向上も図られています。
ハードウェアだけでなくソフトウェアも駆使するコンピュテーショナルフォトグラフィーの時代、レンズやセンサーは同一でも、AI処理に秀でた最新のSoC「A19」を搭載するiPhone 17eのほうがカメラは進化している、といえそうです。
海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら