MetaがThreadsで広告表示のテストを開始、「広告をオーガニックコンテンツと同じくらい興味深いものにする」ことが目標
01/27 19:00
Metaが運営するテキストベースSNSの「Threads」で、広告表示の限定的な早期テストがスタートしました。対象となる広告主はアメリカと日本の少数のブランドとなっており、Metaは広告を「オーガニックコンテンツと同じくらい興味深いものにする」ことを目標としています。
Ads in Threads: Extend Your Campaigns to a Rapidly Growing Community | Meta for Business
https://www.facebook.com/business/news/introducing-ads-in-threads
Threads is testing ads in the US and Japan | TechCrunch
https://techcrunch.com/2025/01/24/threads-is-testing-ads-in-the-u-s-and-japan/
Threads is offically getting ads - The Verge
https://www.theverge.com/2025/1/24/24351141/meta-threads-ads-test
Xに対抗するテキストベースのSNSとして2023年7月にリリースされたThreadsは、2024年7月に月間アクティブユーザー数が1億7500万人を突破し、11月には2億7500万人に到達するなど、順調にユーザーベースの拡大を続けています。
Metaは現地時間の2025年1月24日、Threadsでの広告表示のテストを開始したと発表しました。広告主は広告マネージャーでチェックボックスをオンにするだけで、Metaプラットフォームで展開している既存の広告キャンペーンをThreadsに拡大できるとのこと。
テスト期間中は少数のThreadsユーザーに対して、以下のようにフィード内へ広告が表示されます。広告のアカウント名の横には「Sponsored(スポンサー付き)」と表示され、通常の投稿と区別できるようになっています。
Metaのサポートページによると、Threadsでユーザーの興味に合致する広告を表示するため、「ThreadsとInstagramでの利用者のアクティビティ」「ThreadsやInstagramで作成した投稿やアクションを実行した投稿の内容」「Meta以外のプラットフォームでのアクティビティ」「パートナー企業から提供されたメールアドレスなどの情報」が利用されるとのこと。
ThreadsとInstagramの責任者であるアダム・モッセーリ氏によると、Threadsの広告テストの対象となる広告主は、「アメリカと日本の一握りのブランド」だとのこと。モッセーリ氏は、「広告へのアプローチについて、多くのフィードバックがあることを知っています。私たちは、広告がThreadsの投稿に関連性が高く、興味深いものだと思われるようにします。Threadsの広告をオーガニックコンテンツと同じくらい興味深いものにすることを目標に、このテストをより幅広く拡大する前に、厳密なモニタリングを行います」と述べました。