米・ロサンゼルスで不法移民の大規模な取り締まり 40人超を摘発 抗議する人々と衝突も

アメリカ西部ロサンゼルスで不法移民の大規模な取り締まりが行われ、これに抗議する人々と当局が衝突しています。

ロサンゼルス中心部では6日、アメリカ移民・税関当局が不法移民の大規模な取り締まりを行い、40人以上を摘発しました。

その後、当局の捜査員と摘発に抗議する人々が衝突し、7日も一部が物を投げたり、道路上で火をつけたりするなどの事態となっています。

こうした状況を受け、ホワイトハウスは「カリフォルニア州の無責任な民主党指導者たちが、市民を守る責任を放棄している」としてトランプ大統領が2000人の州兵を投入する大統領覚書に署名したと発表しました。

これについてカリフォルニア州のニューサム知事は「政府は見世物にしようとしている」とし、「意図的な扇動」だと批判しています。一方、ヘグセス国防長官は「暴力が続くようであれば、海兵隊も投入する」と投稿していて、今後、事態のエスカレートが懸念されます。

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