アイスランドがEU加盟交渉再開問う国民投票 反対多数 ロシアのウクライナ侵攻やトランプ米大統領がグリーンランド領有に意欲などで安全保障も議論

北欧の島国アイスランドでEU=ヨーロッパ連合への加盟交渉の再開を問う国民投票が行われ、反対多数となりました。

アイスランドで29日、EUへの加盟交渉を再開するかどうかを問う国民投票が行われ、公共放送によりますと反対が52・8%で、賛成の47・2%を上回りました。

投票率は82・5%でした。

アイスランドは2009年にEUへの加盟を申請しましたが、2013年にEU加盟に慎重な政権が誕生し、交渉が中断していました。

今回の国民投票では、ロシアによるウクライナ侵攻や、アメリカのトランプ大統領がグリーンランドの領有に意欲を示したことなど、地政学的な緊張の高まりを背景に、安全保障についても議論されました。

一方、輸出のおよそ4割を占める水産物への影響が大きな争点となり、反対派からは、EUの共通漁業政策によって漁業権が制約されることへの懸念が示されていました。

EU加盟国は現在27か国で、ウクライナやモルドバなどが加盟交渉を進めています。

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