青木さやか「旅が好き。30代前半、一つだけ覚えているロケでの景色がある。思い出の場所での初めての瞑想体験とは…」

親戚と。父の生まれ故郷、富山県利賀村で(写真提供◎青木さん 以下すべて)
お笑いの仕事だけでなく、俳優・エッセイストとしても忙しい毎日を送る青木さん。『Nスタ』ゲストコメンテーターも務めています。今回は「旅好きな人として」を綴ります。

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【写真】絶景!露天風呂に浸かる青木さん

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思い出のスウェーデン

旅が好き。

思えば小学生の頃の修学旅行は京都奈良、庭園に仏像。
なぜテーマパークにつれて行ってくれないのだ、と不満げに八ツ橋を買った記憶が…。
もったいないことをした。

30代はロケでそれは色々なところを旅をしたが、忙しさと余裕のなさとで、今自分がどこにいるかなんて考えたこともない。景色をみてリアクションはするが、愉しむ、なんていう感覚にはならず、「朝早く起きて旅先を散歩」なんていう選択があるなどということを考えたことはなかった。

もったいないことをした。
しかし、30代前半、一つだけ覚えているロケでの景色がある。
思い出の場所は、スウェーデン。

高知のビジネスホテルでは、朝食にカツオが!

大の字で寝転びオーロラを待った

オーロラをみる!というのが大目的であった。

犬ぞりに乗り、アイスホテルのバーで一杯飲み(アイスホテルとは世界でも有名な氷と雪だけで作られるホテル。スウェーデン北部のユッカスヤルヴィという村にある、自然とアートの融合)

あとはオーロラを見るのみ、という数日を過ごした時のことだ。自然を相手にしているので

「えー、じゃあこの辺りに18時集合でオーロラ撮りましょう」

 
軽井沢のツアーの人気お昼ごはん
 

というわけにはいかないので、
ただひたすら、雪の上で待った。
タレントはわたしだけのロケで、ひとり雪の上で待った。

スマホをみるわけでもなく、雪の上に大の字になって寝転んだら、吐く白い息の上にしんしんと雪が降ってきて、キーンと音がするくらい澄み切った向こうのから、次々と流れ星がとんでいった。

本連載から生まれた青木さんの著書『母』

一番うまくできた、瞑想体験だったかも

その時の光景を、わたしは何度も思い出している

もしかしたら、いまのところ一番うまくできた、瞑想体験だったのかもしれない

あの光景をもう一度見たいし、
あの感覚をもう一度味わいたいと、
旅に出る。

今年は旅好きが高じて、読売旅行さんとのコラボで「青木さやかと行くバスツアー」を何度か決行した。
秋の軽井沢は、大好きな長野のスーパーツルヤさんから沢屋ジャム、ピロシキ、イマーシブ(没入体験)を感じる庭園とバスツアーを楽しんできたところ。

山はとにかくきのこがおいしい

色々な旅のツアーを調べるのも好き。
ばけばけで話題の山陰に行ってみたい今日このごろ。

さあ、旅へ出よう。

利賀村のオーベルジュにて、有村昆さん(左)と、岡本宗史さん(中央)と

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