『ばけばけ』最終回ラストシーンのトキとヘブンの会話が第1回につながって…視聴者考察「あの世で再会」「化かされた?」「壮大な物語だった」
03/27 13:00
婦人公論.jp

高石あかりさん(高ははしごだか)主演・連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。第25週「ウラメシ、ケド、スバラシ。」の第125回が3月27日に放送され、話題になっています。
家族が見守るなか、ヘブンの思い出を丈に語るトキ。懺悔の気持ちから沈痛な表情だったトキは、丈やフミの言葉で、あることに気づき…。
長い物語の幕が下り、SNSやコメントでは様々な声が寄せられました。
*以下3月27日放送回のネタバレを含みます。
<あらすじ>
トキは、司之介(岡部たかしさん)、フミ(池脇千鶴さん)に見守られながら丈(杉田雷麟さん)にヘブン(トミー・バストウさん)との思い出を語っていく——。
懺悔の気持ちを抱え、沈痛な表情のトキ。しかし、ヘブンに無理に洋装させてしまったと「フロッグコート」の思い出を語ると、丈は爆笑。
トキが、「フロックコート」と「フロッグコート」を勘違いしていたからだ。
たわいもない、素晴らしい日常だったと話すフミ。その言葉を聞いたトキは涙を流す。
トキの手に蚊が止まる。ヘブンは生前、生まれ変わったら蚊になりたいと話していたのだ。
泣き笑いの顔を見せるトキ。
そして、トキとヘブンが作り上げた「KWAIDAN」はニ人の死後、世界中で大ベストセラーとなった。
トキが語った言葉は「思ひ出の記」という一冊の本になった。
主題歌が流れ、2人のこれまでの思い出が写真とともに映し出される。
そして…場面が代わり、トキとヘブンが屋敷のなかでロウソクの炎を挟んで向かい合っている。
「これが、私、トキの話でございます」と笑顔を見せるトキ。「スバラシ」と返すヘブン。
トキは「お散歩行きましょうか」とヘブンを誘う。部屋から出ていく2人。トキが戻って、ロウソクの炎を吹き消した。
「ばけばけ」のタイトルが映し出され――。
<視聴者の声>
最終回のラストシーンで語り合うトキとヘブン。この場面が第1回につながったことから、SNSやコメントではさまざまな声が寄せられました。
『ばけばけ』の第1回は、トキが「耳なし芳一」の話をヘブンに聞かせる場面から始まっりました。「もっと学があれば」と嘆くトキに「世界一のママさん」と伝えるヘブン。
そして、トキは「それでは、もう一つの話、よろしいですか。それは明治の初め、武士の世が終わったばかりのそれはそれはうらめしい時代のことでございます」と話し、ロウソクに炎を付けた。「では、私トキの話を」と語り始めたのです。
最終回で、トキとヘブンが語り合った場所は「あの世」だったと考察する人が多くいました。
「最終回で向かい合うトキと八雲先生は、ふたりともこの世のものではないようにも見える」
「自分の話をヘブン先生にするということは、つまり物語が完成したというわけで、最後の2人は再会できた2人ということ」
「あの世でヘブンさんに再会したおトキが、『自分の人生』の話をしてた時間だった」
「1話に繋がるとすると、あの世でおトキちゃんがヘブン先生に語っていたってことになる。すごい、化かされた?」
「初回からこれまで半年、おトキの思い出を語っていたことになる 壮大な物語だった」
と、半年にわたる物語の仕掛けが明かされたことにさまざまな声が寄せられました。
『ばけばけ』の語りは、蛇と蛙でした。2人は物語が始まった松江から熊本、東京へとトキとヘブンを見守り続けました。
「現実世界ではなかったから蛇さん蛙さんは喋ったり冬眠しなかったり長生きだったりおトキ達と共に熊本や東京に移動できたのね」
と、考察する人もいました。
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朝ドラ通算113作目となる『ばけばけ』は、明治時代の松江を舞台に、怪奇文学作品集『怪談』で知られる小泉八雲の妻、セツをモデルにした物語。ヒロインの松野トキ役を高石あかりさん、夫で小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルにしたレフカダ・ヘブン役をトミー・バストウさんが演じ、怪談を愛する夫婦の何気ない日常を描きます。
トキの父・司之介を岡部たかしさん、母・フミを池脇千鶴さん、トキの祖父 ・松野勘右衛門を小日向文世さん、ヘブンをサポートする錦織友一を吉沢 亮さんが演じます。
脚本はふじきみつ彦さんが担当。主題歌は、ハンバート ハンバートの『笑ったり転んだり』。ドラマの語り手で、トキとヘブンの日常を見守る蛇と蛙の声を、阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子さんと木村美穂さんが担当しています。