小栗旬、三谷幸喜氏脚本の舞台に初出演 大河「鎌倉殿の13人」のタッグ再び「楽しみ」

三谷幸喜氏の新作舞台に出演する(左から)平岩紙、小栗旬、菊地凛子、相島一之

 脚本家の三谷幸喜氏(64)の新作舞台「いのこりぐみ」(来年1月30日~2月23日、東京・水道橋のIMM THEATER)に小栗旬(42)、菊地凛子(44)、平岩紙(45)、相島一之(63)が出演することが7日、分かった。

 モンスターペアレントをテーマにしたワンシチュエーションの4人芝居。小学校の教室を舞台に、担任を変えてほしいと直訴する母親と教師たちがディスカッションするストーリーだ。若手教師役の小栗は、2022年に三谷氏が手がけたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で主人公の北条義時を演じたが、三谷氏作・演出の演劇に出演するのは初めて。「鎌倉殿―」で義時の3番目の妻・のえを演じた菊地は同作が初舞台となる。

 小栗が22年に演じた「ジョン王」を菊地が観劇し、演劇に対する意欲が芽生えたことが今作誕生のきっかけ。小栗は「突然、凛子ちゃんから『三谷さんと食事するから』と呼ばれまして。そこで三谷さんが『僕のスケジュールはね…』と言い出し、僕は訳がわからないままこの話が動き出しました」と明かし「いわば“菊地凛子プロデュース”といえるこの企画。もちろん僕自身も次はぜひ三谷さんの舞台に出たいと思っていたので、タイミングはバッチリ」と豪華コラボの運びとなった。

 モンスター母を演じる菊地も「当て書きの台本を読んだら、私ってこんなに、すっとこどっこいでボケてる?と少しショックでしたが(笑)、それも挑戦です!」と初舞台に意欲。小栗は「僕は舞台で日本人の役、それも等身大の現代人をやったことがないので、それだけで楽しみ」と胸を高鳴らせた。