山本耕一さん 今年1月に肺がんで90歳で死去 娘が悼む「こわもてのイメージがあるかもしれませんが、本当に優しいの一言に尽きる」
07/06 19:48

俳優でリポーターの山本耕一(やまもと・こういち)さんが1月29日未明に、肺がんのため亡くなっていたことが6日、分かった。90歳だった。長女の麻利央さんがスポーツ報知の電話取材に応じ、最後の様子を明かした。
麻利央さんによると、2025年の年明けに肺がんが発覚。年齢による体への負担を考慮し、経過観察を選び、自宅で家族と過ごしていたという。徐々に食欲も落ち、今年1月28日の朝に容体が急変。「本当にバタバタときた」といい、29日未明に麻利央さんの家族に見守られながら息を引き取った。
麻利央さんは耕一さんについて、「リポーターをしていたので、こわもてのイメージがあるかもしれませんが、本当に優しいの一言に尽きる」と人柄を明かした。麻利央さんが小さな頃は母親のような役割をしてくれていたといい「小さい時から相談事は父にしてたし、90歳までこうやって一緒に過ごせたのは良かった」と振り返った。
65年に結婚した女優の小林千登勢さんとは、03年に死別していることから「父が心配だった」と本音を明かしたが、「一緒によく旅も行けたし、いい時が過ごせた」と回顧。別れから半年が過ぎた今も「毎日さみしい」と心境を吐露。それでも、「母と父と両方の遺影を仏壇に飾って、毎朝本当にありがとうございますって言っている」といい、「お墓に母が23年間1人だったけど、やっと2人にさせてあげられた」と別れを悲しみながら悼んだ。
山本さんは早大文学部卒業後、劇団俳優座に第8期生として入団。1980年代に放送されたテレビ朝日系情報番組「アフタヌーンショー」でリポーターを務め、司会の川崎敬三さんに対する「そうなんですよ、川崎さん」の名セリフが有名に。漫才コンビ「ザ・ぼんち」がネタにしたことでも知られた。