【巨人】杉内俊哉コーチ「本来のピッチングに近かった」2勝目挙げた戸郷翔征は「あれが本来のピッチング」
06/08 19:34
◆日本生命セ・パ交流戦 2025 巨人5―0楽天(8日・東京ドーム)
巨人の戸郷翔征投手が先発登板し、7回3安打無失点と好投。武器のフォークもさえ渡り、今季最多の8奪三振で2勝目を挙げた。
右腕は走者を出すも、得点圏には進ませない安定感のある投球を披露。味方の攻守にも助けられながら白星を挙げた。杉内チーフ投手コーチは「もう本来のピッチングに近かったんじゃないですかね?今日のピッチングは」と振り返り「フォークは特によくなってきたんで。力のない打球が多く飛んでましたし、あれが本来のピッチングですからね。三振が取れて」と評価した。
お立ち台でも3日ほど前に昨年投げていたフォークを思い出してはまったと話しており、杉内コーチは「あのフォークはちょっと特殊なフォーク。タイミングも崩されて空振りも取れちゃうフォークなので、狙ってどうかというところだと思うんですよね」と分析し「それが今まで、今日までの試合っていうのは、見切られる、ボールになる、泣く泣く真っすぐとスライダーに頼る。そういうピッチングが続いていたので、きょうはフォークでゾーン内で空振りも取れて、打たせることもできて、より真っすぐがいきたんじゃないかなと」と効果的に使えていたと語った。