【球宴】巨人の山崎伊織&大勢が放送席ゲスト出演 伊織は好調要因に「コレがハマってる。監督に感謝してます」

試合前、ベンチ前で村上頌樹(中)と話をする山崎伊織(左)、右=大勢(カメラ・岩田 大補)

◆マイナビオールスターゲーム2025 全セ1―5全パ(23日・京セラD)

 巨人・山崎伊織投手と大勢投手が全セのメンバーとして球宴に出場。試合中に地上波放送のゲストとして呼ばれ、実況、解説を交えて二人でトークを繰り広げた。

 まずは山崎。実況から今季の好調ぶりを問われると「オープン戦があまり良くなかったんですけど、投げているボール自体は結構、納得いくボールもあって。ちょっとしたことで結果はついてくると信じて、なんとか苦しいところを乗り越えられたかなと思います」と答えた。ヤクルトOBの解説、古田敦也氏からは「戸郷投手が苦しい時期をね(カバーして)、ジャイアンツのエースとして頑張ってるという感じで僕たちは見ています」と前半戦だけで8勝、リーグ1位の防御率を誇る安定感を絶賛された。

 活躍の要因として「落ちるボールが有効的に使えてるなと感じてます」と伊織。「阿部監督が一言、シーズン始まる前に『やっぱ落ちるボールちょっと変えた方がいいよ』と言ってくださって。そこで色々試してみたんですけど、これがうまくハマってるので、本当に監督に感謝してます」とこの日セ・リーグを率いた阿部監督への思いを明かした。

 一方の大勢は自身について「序盤は良かったんですけど、ちょっとバテてきて、打たれる、失点するシーンが増えてきてる。ここからもう一回気持ちを入れ替えて、修正してマウンドに上がっているという感じです」と冷静にここまでを分析。隣に座っている山崎の今季の活躍ぶりについては「先輩で、本当に頼もしいなって見てますし、戸郷がちょっとうまくいっていない中で、本当に先発の柱としてチームを支えてくれているので、ありがたいなと見てます」と笑顔で話した。