【大学野球】ヤクルト1位指名の法大・松下歩叶が大学最後の一発 グリーンのユニホームに「みんなを見てもスワローズなのかなと」

5回1死一塁、左越えに2ラン本塁打を放った法大・松下歩叶 (カメラ・越川 亙)

◆東京六大学野球連盟結成100周年記念試合 六大学オールスター東西対抗(29日・神宮)

 気分はスワローズの一員だった。チームEastの「3番・三塁」で先発した法大・松下歩叶(4年=桐蔭学園)は早大・小宮山悟監督から声をかけられた。「ユニホームがちょっとヤクルトっぽいな」。この日は記念試合のために用意されたエメラルドグリーンのユニホームでプレー。ヤクルトも同色系の限定ユニホームを着用するが、新天地のユニホームに袖を通していた気持ちになっていたのかもしれない。

 5回1死一塁。久野が投じた高めのチェンジアップを捉えた。打球はきれいな弧を描いて左翼席中段へ。右拳を高々と掲げて一塁を回った。「うまく反応できて打つことができました」という自画自賛の当たりはリーグ戦と合わせると神宮通算“15本目”。小宮山監督の一言を「確かにな、と思いました。ちょっとその気持ちもあり打てたと思います。みんなを見てもスワローズなのかなと。いい色だなと思います」と穏やかに振り返った。

 仮契約も結び背番号も6に決定。「記念試合で結果を残せたので自信になりました。(プロの)イメージはまだできていない状況ですが、わくわくという気持ちが強いです」と松下。プロでも神宮でアーチをかけ続けていく。(秋本 正己)