【ヤクルト】青柳晃洋が現状維持の5000万円で契約を更改「勝つ!! タイガースに勝たなくては優勝はない」

現状維持の5000万円(金額は推定)で契約を更改したヤクルト・青柳(カメラ・秋本 正己)

 ヤクルト・青柳晃洋投手が15日、東京・港区の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の5000万円(推定)でサインした。

 スケジュールが合わず年を越しての交渉となったが、青柳はすっきりした表情で「契約していただきました」と息をついた。24年オフに阪神からポスティングシステムを利用してMLBへの移籍を目指した。ただ、メジャー昇格はかなわず、昨年7月にヤクルトと年俸5000万円(推定)で契約。3試合に先発して2敗、防御率8・10だった。不本意のシーズンを振り返って「いろんな経験をしましたが、野球の結果で言うとあまり振るわなかった」と声を落とした。

 今年の目標を色紙に記すよう求められると「イヤなんですけどね…。やらなきゃいけないですか」と苦笑しながらも「勝つ!!」とペンを走らせた。「いろんな部分で勝つ。僕自身も勝ちますし、チームも勝ちますし、タイガースに勝たなきゃ優勝はないと思うので、勝つという意気込みを持ってやっていきたいと思います」。新天地での1勝、さらには古巣からの勝利を力強く誓った。21年、22年は13勝で最多勝利と最高勝率のタイトルを手にした右サイドハンド。開幕投手の候補に挙がってもおかしくない実績を誇る。「やりたい気持ちはありますけれど、生え抜きの選手が頑張ってくれたらいいかなと思います」と言いながらも「ヤル気はあります」と大役への意欲をのぞかせた。

 8日から静岡・沼津市で阪神・村上、後輩の右下手投げの下川らと自主トレ。「順調にきています。しっかりボールも投げられていますし、今のところは問題なくやれています」と充実した日々を過ごしている。順調であれば今季中に国内FA権を取得するが、この日の交渉では話題に上がらなかったという。「シーズンが始まったらスワローズの優勝のために頑張るのが当たり前。シーズンが終わってから考えること」。チームの4年ぶりリーグ優勝へ。すべての神経を集中させる。(秋本 正己)