【中日】「リプレーセンター」試験運用スタート 井上監督「米国みたいにしたいけどね」ジェスチャー変更を提案!?

中日側のリクエストを受けてリプレーセンターとやりとりする牧田匡平塁審(カメラ・朝田 秀司)

◆オープン戦 中日9―2DeNA(1日・バンテリンドーム)

 中日とDeNAのオープン戦で初めて、今季からNPB事務局内に新設される「リプレーセンター」を利用してのリプレー検証が行われた。

 8回1死一塁から一ゴロを放ったDeNA・梶原が併殺崩れで一塁セーフの判定。これに対し、中日・井上監督がリクエストを要求。牧田責任審判員がヘッドセットを装着して「リプレーセンター」からの連絡を受けた結果、判定は覆らなかった。

 「リプレーセンター」は都内のNPB事務局内に設置され、各球場でリクエストがあった際のビデオ検証を一括して行う。同センターにはNPBの1軍審判員2人とオペレーターが配置され、試合の中継映像を視聴して判定。その結果をセンターから現場の責任審判に伝えられるという仕組み。この日、連絡を受けた牧田責任審判員は「これから、改善点は出てくると思うが、きょうのところは滞りなくできた」と話した。

 リクエストを要求した井上監督は「球場によって見やすい映像、見づらい映像があるものが、より公平になるってのはすごくいいことだと思う」と賛同。「リクエスト要求の(ジェスチャーも)アメリカみたいにこういうふう(ヘッドホンをつけるしぐさ)にしたいけどね」と笑った。

 「リプレーセンター」は、この日のオープン戦から各球団の本拠地で行われる試合でテストの実施がスタート。機器の故障など不具合が生じた場合には昨季までと同様に現場で審判が映像を見て判定する。シーズン中は地方球場も含めて全143試合で運用される。