清水ユースが無敗で連覇　沢登正朗監督「簡単なことじゃない」…高円宮杯Ｕー１８プリンスリーグ東海

◆高円宮杯Ｕ―１８サッカープリンスリーグ東海▽第１７節　清水ユース３―０藤枝東（２９日、静岡・藤枝総合運動公園）

　清水エスパルスユースが藤枝東を３―０で下し、１３勝４分けの無敗で２年連続優勝を飾った。

　清水ユースはシュート数１８対１と藤枝東を圧倒。後半２３分に右サイドバックの岩永京剛が先制点を奪うと、同２５分にＭＦ土居佑至が追加点。終了間際には途中出場のＦＷ沢田卓磨が決めた。

　沢登正朗監督は「無敗での優勝は簡単なことじゃない」と選手を褒め、「守備がよくなってきた。強度が高くなり、勝ち続けられた」と手応えを口にした。

　チームは１２月６日のリーグ最終節で２位のジュビロ磐田Ｕ―１８と対戦し、同１２日から広島で行われるプレミアリーグプレーオフに向かう。第４節の名古屋戦以来、１３試合ぶりにゴールを決めた高校１年生の沢田は「途中出場になると思うけれど、点を取ってチームを勝たせたい」と意気込んだ。