鎖骨骨折のMF鈴木唯人が部分合流で復調アピール「今週1週間かけてコンタクトを確認して…」 負傷して数時間後に手術し、W杯間に合った
05/25 14:13

北中米W杯(6月11日開幕)に臨む日本代表が25日、千葉市内で始動した。この日は13人が参加し、3日のウォルフスブルク戦で右鎖骨を骨折し手術を受けたMF鈴木唯人(フライブルク)はボール回しに参加するなど部分合流し、順調な回復ぶりを見せた。対人プレーが伴う練習からは外れたが、今季ブンデスリーガで活躍したアタッカーが復調をアピールした。
鈴木唯は「コンタクト(接触)だけ、最後、今週1週間かけて確認して、それ以外はできるので、先週から(練習は)やっています。折れてるは折れてるが、やれちゃうけがなんじゃないか。鎖骨でよかった。(今は)何不自由なく生活できているし、(プレーを)やっている中でも、別に痛みとかは全然ない」と明るい表情で話した。
今月に入り、相手選手からのタックルを受け、代表発表12日前にまさかの負傷離脱。「折れたのは自分でも分かった。初めてのけがだった」。リーグ終盤や欧州リーグ決勝も出られないことを悟ったといい「W杯に間に合えばいいやと。(その段階では)選ばれていなかったが、(15日の発表に)間に合うことが選ばれる中で大前提だった。そのことが一番気になった」と振り返る。
負傷後、わずか数時間後に手術も受けた。「クラブも代表のスタッフも含め、いろいろ動いてくださった。選ばれる、選ばれないに関係なく、間に合わせるように動こうという話をみんなしてくれた」と感謝した。選出の瞬間は「家でお昼を食べた後に、見ていた」といい、「けがしている状態だったので、やるべきことをやらないとな」と気持ちが引き締まったという。
左のシャドー(1・5列目)はMF南野拓実、三笘薫がともに負傷で選外となり、本職の鈴木唯に懸かる期待は大きい。実戦復帰時期の見通しについて明言は避けたが、「他の選手と違った特徴を持っている。それを思う存分出してチームのプラスになればいい。W杯は間違いなく一番大きな舞台なので、非常に楽しみ。自分のやれることを精いっぱいやるだけ」と言葉に力を込めた。
◆鈴木 唯人(すずき・ゆいと)2001年10月25日、神奈川・葉山町生まれ。24歳。市船橋高(千葉)から20年に清水入りし、プロ1年目に30試合出場。23年1月にフランス1部ストラスブールに期限付き移籍し、同年8月にデンマーク1部ブレンビーに完全移籍。今季からドイツ1部フライブルクでプレー。右利き。175センチ、71キロ。