“和のテイスト”も! マスターズ“チャンピオンズディナー”メニュー発表 マキロイ本人が詳細解説

「マスターズ」の公式インスタグラムが更新され、毎年恒例のチャンピオンズディナーのメニューが明らかになった。ホストを務めるローリー・マキロイ本人が献立の一つずつを詳しく解説した。

“天ぷら”“和牛”日本料理の技法や食材を取り入れた献立も

「マスターズ」の公式インスタグラムが更新され、毎年恒例のチャンピオンズディナーのメニューが明らかになった。本大会(4月9~12日、ジョージア州・オーガスタナショナルGC)開幕前の7日、歴代優勝者らに振る舞われる。

 昨年大会に優勝し、悲願のキャリアグランドスラムを達成したローリー・マキロイがホストを務める今年のメニューは次の通り。“天ぷら”“和牛”と日本料理の技法や食材を取り入れた献立も見える。マキロイ本人がPGAツアー公式に明かしたチョイスの理由や料理の解説とともに紹介する。

昨年、悲願のグリーンジャケットを手にしたローリー・マキロイ 写真:Getty Images

昨年、悲願のグリーンジャケットを手にしたローリー・マキロイ 写真:Getty Images

【前菜】
・桃とリコッタのフラットブレッド
「地元の食材を少し取り入れたいと思ったんだ。だからジョージア産のピーチとリコッタを使ったフラットブレッドに、ホットハニーをかける。ドリンクと一緒に楽しんでもらえたらいいね」

・ロックシュリンプの天ぷら
「ロックシュリンプの天ぷらはみんな好きだと思うからね。いわば“鉄板でウケる一品”って感じかな」

・ベーコン巻きデーツ
「母が作る、ゴートチーズを詰めてベーコンで巻いたデーツ(ナツメヤシの実)が本当においしくてね。これはロージー(母)のおかげでもあるよ」

・グリルドエルクのミニバーガー
「去年のマスターズに向けた準備期間中、エルク(ヘラジカ)をよく食べていたんだ。ただ、メインにするのは全員に合うか分からなかったからね……小さなバーガーにして出すことにした。楽しめると思うよ」

【一品目】
・キハダマグロのカルパッチョ
「妻のエリカと僕が気に入っているレストランの一つがニューヨークにあって、『ル・ベルナルダン』という店なんだ。シェフはエリック・リペール。これはその店の料理で、キハダマグロのカルパッチョなんだ。すごく薄くスライスしたフランスパンの上に、これまた薄くフォアグラをのせて……。クラブも一緒に協力してくれて、この料理を再現するために実際にレストランへ行き、シェフと作り込んでくれた。完璧に仕上げたいという思いがあってね。本当にクールだよ」

【メイン】
・和牛フィレミニョンまたはシアードサーモン
「ホストを務めるのは大きな名誉だけど、同時にみんなに楽しんでもらいたい。だからメインは2種類用意した。赤身肉が好きな人には和牛フィレミニョン、魚がいい人にはサーモンのソテー。好みに応じて選べるようにね」

【デザート】
・スティッキー・トフィー・プディング
「子どもの頃はチャンプ(アイルランドの伝統的なマッシュポテト)をボウルいっぱい食べていたよ。それに、芽キャベツのソテー、ブラウンバターで仕上げたグレーズドキャロット。さらに地元の味も取り入れたくて、ビダリアオニオンのクリスピーリングも出す。ビダリアはオーガスタから車で2時間から2時間半くらいの距離なんだ」

「このメニューで一番のお気に入りはワインだね」

 マキロイは料理に合わせたワインにも詳しく言及。

「このメニューで一番のお気に入りはワインだね。オーガスタナショナルの素晴らしいワインセラーにアクセスできるんだから。まずは2015年のサロン・ブリュットのシャンパンからスタート」

「続いて2022年のドメーヌ・ルフレーヴ、バタール・モンラッシェ。実はこれが僕が初めて“好きになった白ワイン”なんだ」

「赤はボルドー、ポイヤックの1990年シャトー・ラフィット・ロートシルト。マスターズで優勝した夜に飲んだワインで、特別な思い出がある。シェーン・ローリーもこのワインを用意するのに一役買ってくれたから、彼にも感謝したいね」

「締めは同じくボルドー、ソーテルヌの1989年シャトー・ディケム。1989年は僕の生まれ年だし、偉大な食事はディケムで締めくくるべきだと思う。まさに“液体の黄金”だよ」

「ワインには特にこだわった。ここ10年くらいでコレクションも始めたし、本当に情熱を持っている分野なんだ」と、チャンピオンとして、ワインコレクターとしてのこだわりが詰まったディナーとなっているようだ。

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