ドジャース 連敗ストップ 大谷2戦連続先頭打者弾の19号 2四球で3得点、山本は6回2失点で6勝目 防御率1.97でリーグ2位キープ

■MLB ガーディアンズ 2ー7 ドジャース(日本時間27日、プログレッシブ・フィールド)

ドジャースの大谷翔平(30)が敵地でのガーディアンズ戦に“1番・DH”で出場し、3打数1安打2四球。今季5度目の2試合連続弾で19号、先発の山本由伸(26)は6回2失点で6勝目、防御率は1.97でメッツ・千賀滉大(32)に次いでリーグ2位をキープしている。

ニューヨークからクリーブランドへ移動して、今季初のガーディアンズ戦となった。このプログレッシブ・フィールドでは2018年8月4日のエンゼルスでのメジャー1年目で初の1試合2本塁打を放ってから6年9か月アーチが生まれていない球場。

前日26日にはメッツ・千賀滉大から(32)メジャートップタイの18号先頭打者弾を放ち「甘い球をしっかり打てたのでそこは良かったとは思う」と語った大谷、ガーディアンズの先発はG.ウィリアムズ(25)、昨季1度だけ対戦し、1打数無安打。

ドジャースのユニホームを着て初のクリーブランドでの試合、1回第1打席、データのあまりない投手相手にいきなり1球目、低めのストレートを完璧に捉えて、試合開始わずか1分で今季5本目の先頭打者弾、2試合連続の19号を放った。

2回には2死一、三塁のチャンスで第2打席、カウント2-2から外角低めのスイーパーに空振り三振、2対1とリードの5回、先頭で迎えた第3打席は四球で出塁すると、4番・T.ヘルナンデス(32)のレフトオーバーのツーベースで3点目のホームを踏んだ。

6回、2死一塁で迎えた第4打席はガーディアンズ2人目、M.フェスタ(32)と対戦。フルカウントから四球を選び出塁、2死からチャンスを広げると、続くM.ベッツ(32)がライト前へタイムリー、さらにF.フリーマン(35)もライト前へ運び、2塁走者の大谷もホームを踏んだ。

8回、1死走者なしでの第5打席、カウント1-1から高めのチェンジアップを打ち上げてしまいキャッチャーフライに倒れた。

先発の山本由伸(26)はガーディアンズの1・2番に対して、6打数5三振と機能させず、しかし、3回には先頭打者の四球から失点、6回には2死から連続安打で失点と少しもったいない点の与え方をしてしまった。それでもしっかり試合を作り、中継ぎに託した。

6対2の8回には調子が上がってこない抑えのT.スコット(30)が登板、1死から3番・ラミレスにレフトオーバーのツーベースを打たれたが、後続を抑え無失点。最後は今季25試合目の登板となったベテラン・L.ガルシア(38)が締めてドジャースは連敗を2でストップ、山本は6回7奪三振2失点で6勝目を手にした。
 

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